7月5日からずっと雨が降っていたけど
2018年7月7日(土)午前5時に
避難勧告のアラートメッセージに驚いて起床。
初めての避難勧告を、忘れないようにメモしておこう。
TVの「数十年に一度の危機が差し迫っている」というアナウンスにぞっとする。
車に乗るとナビから「命を守る行動を取ってください」の声がした。
町内会からのお知らせ放送も繰り返される。
被害が最小で済みますようにと祈る
伊予鉄高浜線が始発から運休(レールが浸かったため)した。
私鉄もJRも列車やバスを始発から運休した。
高速道路は全面通行止めになった。
人の背丈迄、浸水しているのに驚く。
土砂が流れ込んで家も人も飲み込んだ。
雨はやんでいない。
それでも、現地では人命救助が粛々とすすむ。
皆が逃げてくる方向へ、向かう人達がいる。
<愛媛新聞デジタルより引用>
愛媛県災害対策本部がまとめた県内の大雨被害状況によると、
7日午後6時現在、7市町で少なくとも400人以上が孤立状態にある。
松野町の蕨生奥内地域では土砂崩落があり10世帯20人の安否を確認中。
肱川の氾濫により、西予市や大洲市で住宅や商業施設に取り残された人も多い。
人的被害(午後9時現在)は死亡が18人、安否不明が12人に上った。
6日夜から7日朝にかけ、大洲市や西予市など5市町が避難指示を発令。
対象は4万9173世帯、11万134人だった。
避難勧告は16市町で発令され、対象は31万2051世帯、65万2598人に上った。
高速道路、国道、県道、市町道の通行規制は313カ所に上った。
各地で約4万1060戸が停電、約1万4460戸が復旧できていない。
7月8日も大雨特別警報が続く。
大雨特別警報が発表された場合、
浸水や土砂災害などの重大な災害が発生するおそれが著しく大きい状況が予想される。
雨がやんでも、重大な土砂災害などのおそれが著しく大きい場合は、発表が継続される。
メチャクチャになった道路や橋や電線や
泥だらけになった民家や病院や店舗の映像を
見ていると、災害の酷さへの怒りがこみあげてくる。
突然に生命を奪われたり、
想定外の人生がいきなり始まったり
過酷な現実を安易に受け止められるはずがない。
かける言葉が見つからない。
地球温暖化が原因なら、快適さを享受した私にも責任があり
微力ながらも、今まで以上に抗わなくてはならぬ。