怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

脳動脈瘤と向き合う その⑭ 大病して分かった自分の「自分ファースト!」

2018年04月30日 | 健康・病気

3月13日に仙台で脳動脈瘤のカテーテル手術、経過良好で3月21日の退院後ほぼ普通に仕事や生活をしています。

特に気をつけているのは睡眠の改善。毎日6000歩歩くことと、6時間の睡眠を目標にしています。

今までは布団に入っての睡眠は毎日3~4時間、これがいかに体に悪いか、身をもって教えられました。

昨年5月に脳動脈瘤の診断を受けてからほぼ1年間、4か所の病院をまわり、3回の入院をして、ようやく先月(3月)手術の成功ということで、今後は経過観察のために1年間に数回の診察、検査となりました。

その過程で、つくづく自分の身勝手さを考えさせられました。

退院してからこの1ケ月余、いろんな方から心配、お見舞い、激励・・・などをいただきました。

「手術が成功でほんとに良かった」「自宅にある観音様にずっとお願いしてたんだ」「観音様のご利益かもね」・・・。

「手術が成功と聞いたら自然に涙が出てきちゃった」「ほんとによかった」・・・。

「心配してたんだけど、なんか電話がしずらくて」・・・。

こうして、多くの方からいただいた激励は私の宝物です。

みなさんの励ましがなければ1年間、病気と向き合い続けることはできなかったと思うのです。その中でも考えさせられたのはつぎのことです。

私と同年代の近所に住むAさん、数年前から体調をこわして入院、手術を繰り返していました。

私の入院中には、奥さんが「一人でさみしいだろう、うちに話しにきなよ・・・」と妻に声をかけてくれたそうです。

私が退院して半月もたったころ、Aさんと顔をあわせたら

Aさん:「具合はどう?」

私:「良くなった、ほぼ普通に生活できるんだ」

Aさん:「それはよかった、ほんとに良かった」と3回も4回も喜んでくれたのです。

普段は、多忙のせいであいさつ程度の言葉しか交わしていなかったのに、Aさんがここまで喜んでくれたことにビックリ!

つくづく「自分は、他人のためにここまで喜べるだろうか?」と考えさせられてしまいました。

自分は自分のためにも余り喜ばないほうだと思いますが、まして他人のために喜ぶことなんてほとんど無いかも?

Aさんは凄いなあ・・・。

 

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