疑問(2) 小沢一郎の25年間とは何だったのか ?
第二幕:村山連立政権と自民党の復権
〈1〉 凄まじい権力への執念・・・自民党
平成6年(1994年)6月、社会党の村山富市を首班とする自民、社会、新党さきがけの連立政権が成立した。自民党は政権に復帰するため、「水と油」の社会党、それも少数党の党首を首班とする連立政権をつくったのです。
(ここからは、まだ書き込み中です)
小沢は野党に転落。自民党の権力復帰への執念が見えた。
12月、新進党結成。海部党首、小沢幹事長に。参加議員は、事前の届け出によると、衆院議員178人、参院議員36人、合計214人であった。「自、社、さ連立政権」に対抗するため、急きょ諸党派を寄せ集めた傾向は否めなかった。政治理念や政策の一致にはほど遠かったのではないか。
「自・社・さ」のように権力を握れば求心力ができるが、権力から離れても求心力を維持するためには理念や政策の一致が不可欠になるのではないか。
● 平成7年(1995年)8月、村山内閣から橋本内閣に。自民党が名実ともに政権への復帰を果たす。
● 新進党は平成6年の結成後、政権獲得できないまま、小沢、反小沢の党内抗争が激化し、羽田孜等の離党もあって、平成9年(1997年)12月、解党へと追い詰められていった。
● 平成10年(1998年)1月、自由党を結成。小沢党首に。衆院議員42名、参院議員12名の計54名の国会議員で発足。
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