菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

行く秋

2020年10月21日 | 虹・紅葉・霧・劇的風景
だいぶ秋が深まってきましたね。
今日は放射冷却現象がおきて、あたりは真っ白に。
霜がおりていました。

我が家のエゾヤマザクラや楓の葉も、今が紅葉の最盛期。
そろそろ家の周りも、冬支度しないとな〜・・

<我が家のエゾヤマザクラ>






<お隣の楓、真っ赤です。>

初雪来たる

2020年10月20日 | 虹・紅葉・霧・劇的風景
ついに初雪来たる。
これは4〜5日前の写真ですが、高山ではおそらく雪だろうと思い出かけたときのカットです。
思った通り、富良野岳は真っ白で、木々達は全身霧氷を纏っていました。
長く厳しい冬の始まりを感じとっていたことでしょう。

中腹では残りモミジが点々とありました。
でも、心なしか寂しそう。
最後の力を振り絞って寒さに耐えているようでした。
しかし、厳しさと美しさは表裏一体。
実に美しい風景を見せていました。










天人峡、七福岩ドローン空撮

2020年10月19日 | ドローン
大雪山国立公園の南東山麓、柱状節理がシンボルの天人峡。
その一角にある、七福岩駐車場での空撮です。
「七福岩」は巨大な柱状節理が7本、等間隔で並んだ天人峡で最も美しいところです。
特に紅葉の写真は長年撮られてきたところですが、すべて地上から見上げたカットのみでした。
しかし、ここ数年私は上空から撮影しています。
地上からでは「七福岩」の上部はどのようになっているのか全く見ることができなかったのですが、空撮ではご覧の通り。
紅葉の山々が、更に奥まで連なっているのがわかります。
ただピークが少し過ぎていたのが悔やまれるところで、来年は最盛期に撮影したいと考えています。

<国土交通省、環境省、林野庁から許可を得て撮影しています>

<垂直に切り立った柱状節理と、真下を流れる忠別川>









シーニックバイウェイ「秀逸な道」

2020年10月18日 | シーニックバイウエイ北海道・シーニックイベント
以前もご紹介しましたが、北海道開発局では、「世界水準」の観光地の形成に向け、地域と道路管理者の協働で、地域の魅力ある道路景観の重点的保全を行う「シーニックバイウェイ『秀逸な道』」の試行を始めています。
現在道内には16カ所指定されていますが、その1ルート。
天塩川シーニックバイウェイの国道275号線、幌加内町の延⻑約3Kmです。
夏は真っ白な蕎麦の花で満開だったのですが、現在は収穫が終わっています。
畑が赤く見えるのは、刈り取り後の蕎麦の茎です。
刈り取り直後はまだ緑色ですが、しだいに赤味が増し、真っ赤になってきます。
今日は赤く染まる畑と「秀逸な道」を撮影してきました。

新蕎麦を食べようと思ったのですが、幌加内の蕎麦屋さん、途中にある江丹別の蕎麦屋さんも満車。
ちょっと怖いので我慢して戻ってきました。
今度は平日に行かないとダメかな。




第22回、明日萌の里フォトコンテスト審査終了

2020年10月17日 | フォトコンテスト
昨日は沼田町で開催している、第22回、明日萌の里フォトコンテストの審査日でした。
今年は新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から、コンテスト自体が中止になったり、撮影自粛などが行われました。
沼田町でも最大のイベント、夜高あんどん祭りが中止となったので、果たしてどれほどの作品が集まるか心配していました。
ところが、応募総数は236点と、昨年を上回る結果となり、逆に激戦となってしまいました。
やはり写真に対する意識の高さと、写真人口そのものがかなり多くなっているのでしょうね。

いずれにしましても、受賞された皆様、大変おめでとうございます。
追って事務局から連絡が入ると思います。
お楽しみに。






紅葉まだまだ続く

2020年10月16日 | 虹・紅葉・霧・劇的風景
昨日はかなり冷え込んで、十勝岳温泉付近では初雪が降りました。
長く続いた紅葉前線も高山はそろそろ終わり、中腹へと下りてきています。
十勝岳温泉よりやや低い美瑛町望岳台付近は、まだ見事な紅葉が残っていました。
この写真は一昨日、ドローンで撮影したカット。
頂上付近は濃い雨雲が垂れ込めていましたが、ナナカマドやダケカンバなどは、まるで日が当たっているかのように輝いていました。
今日も午後からは雨で、山は再び雪の予報が出ています。
雪と紅葉のコラボ。
明日は最後の狙い目かな。

<国土交通省、環境省、林野庁から許可を得て撮影しています>









絶景ドライブ、十勝岳スカイライン

2020年10月15日 | シーニックバイウエイ北海道・シーニックイベント
上富良野町吹上温泉付近から美瑛町十勝岳展望台付近、十勝岳の山麓を走る道道966号線は、別名「十勝岳スカイライン」と呼ばれています。
十勝岳連峰の中腹、標高約1,000m台からの雄大な山並みや裾野の景観は、季節を問わずダイナミックで美しいルートです。
今は紅葉の真っ只中。
今週末は絶景ドライブ、十勝岳スカイラインを走ってみませんか。
まだ間に合いますよ。












紅葉祭り

2020年10月14日 | 虹・紅葉・霧・劇的風景
先日、雨交じりの強風が吹いたので、さすがに十勝岳温泉付近の紅葉は終わりだろうと思っていたのですが、なんとなんと、まだまだ楽しめそうです。
10月も半ばになろうとしているのに、凄いことですね。
こんな年は滅多にありません。
しかも色づきが極めて美しい。
紅葉は晴れても曇りでも雨が降っていても撮れるのが最大の特徴。
その日の天候状態に合わせて撮ることができる、超優れものの被写体です。

紅葉は急激に気温が下がらないと色が綺麗に出ないと言われてきたのは、意外に間違いだったのかも知れません。
気温や湿度など、もっと複雑なものが関係しているんでしょうね。








望岳台、ドローン空撮

2020年10月13日 | ドローン
しつこいようですが、50年に一度の紅葉、まだまだ続きそうです。
今は十勝岳望岳台付近が見頃。
地上からだと、似たような写真になるので、ドローンで撮影してみました。
といっても、ただ上空からだとこれまた似たような写真にしかならないので難しい。
ドローンならすぐに撮れそうですが、地上も上空も、難しさは同じということですね。

<十勝岳連峰は国立公園なので、国土交通省、環境省、林野庁から許可を得て撮影しています>






紅葉祭り

2020年10月12日 | 虹・紅葉・霧・劇的風景
今日は強風が吹いています。
50年に一度の紅葉も、さすがに中腹から上はもう見納めかも知れません。
今年の紅葉の特徴は、前富良野岳(多分)の中腹の色づきがかなり綺麗でした。
絶壁にダケカンバやナナカマドがへばりついて立っています。
その紅葉が実に美しい。
日が昇る山頂付近はいつも雲に覆われているので、なかなかこの斜面には日が当たらないのですが、この日は珍しく朝日が差し込んでいました。
切り立った深い谷が、より立体的に見えています。
今年1年で最も輝いた日だったかのも知れません。