名古屋名物「手羽先」は、私も奥さんも大好き。
そこで、メニューに乗ってあれば注文する。
あるお店で大皿盛りを注文した時のこと。
付け加えるが、手羽先は、あくまでもサイドメニュー。
主は、カレーうどんと天丼のセットである。
汗を流しながらカレーうどんを食べ、 手羽先に手を伸ばそうとした。
そこで、奥さんときれいな食べ方の話になった。
先日、あるテレビ番組で名古屋の方が手羽先をとてもきれいに、食べられている姿が紹介されていた。
それは、片方の関節を取り除き、縦に持って口に入れ、もう片方の関節を持ち、 一気に口から引き抜く。
すると、2本の骨だけが残り、身はきれいに食べられるのである。
いつもなら、両手で横に持ち、がぶりと片身を食べて、反対に向けかぶりつく方法をとっていた。
これでは、骨と骨の間に身が残ってしまい、あとの食べ方がわずらわしかった。
しかし、名古屋方式は、簡単、きれいである。
ということで、真似をしてみた。
う~ん、うまくいかない。 再度やってみるが、もうひとつである。
どうしたことなのか?
関節を取る方を、間違っているのか?
など考え、挑戦するとうまくスポッと抜けることもあった。
結局、邪魔くさくなり、いつもの横向きでガブリに戻ってしまった。
こうしなければと、思いすぎ、味わうことができていなかった。
それでは、美味しさを感じられない。
結果的に、やはり自分の食べ方が一番おいしいということが分かった次第。