秋晴れの中、兵庫県出石へツーリングに行ってきました。
6:50自宅を出発。とても寒い。
まだ、冬の服装をしていなかったため、走っていると体が冷えてくる。
一時間ちょっと走り、福井県の道の駅名田庄で、辛抱たまらず休憩。
まず、オシッコを済まし、ホットコーヒーで暖をとる。
すると、一台のカワサキZZRが入ってきた。 大
阪から来たというライダーは、止まるなり「寒い、寒い。」と言いながらトイレへ。
そして、ホットドリンクを飲んでおられる。
「本当に寒いですなぁ。」と話しかけ、しばし雑談をする。
その方は、越前方面へと向かわれるとのこと。
互いに無事を祈り、声を掛け合い出発。
その後、京都の美山へと入ると、ますます寒い。
山間部は、完全に放射冷却現象で冷え込んでいる。
寒いが、快適に走れ、そのうち太陽がしっかりと照らすようになると、 少しずつ気温も上がってきた。
日本海にそそぐ由良川の上流ダムを横目に、綾部を目指す。
しかし、また一時間ほど走ると冷えてきて、道の駅和でトイレ休憩。
このころになると、九時を過ぎ完全に秋晴れである。
綾部市へ入り、次に鬼で有名な大江山を目指す。
大江に入ると鬼の看板が目立ちかける。
酒吞童子の里へ立ち寄るが、施設は休館日。
源頼光が鬼退治に向かう様子や大きな鬼瓦のモニュメントを見て、 大江を後にする。
次は、出石へと向かう。 山間の空いた道路を気持ちよく快走し、11時半ころ出石に到着。
出石城の前に駐車(200円)し、街並みを散策。
この時間になると、バイクに乗っていた格好では、暑い。 そして、すごい人である。
名物皿そばを出す店では、客引きの声が飛び交っている。
私は、一人でウロウロと散策し、出石城にも行き、 一人、三脚を出して写真を撮っていた。
今までは、景色とバイクだけだったが、 ミニ三脚を昨日買ってきたので、それを初めて使い、 自分も写真に収められるようになった。
一人のおっさんが、あたふたとカットを決め、セルフタイマーと競争しながら、 写真を撮っている姿は、なかなかのものと思われる。
周りからすると、滑稽な様子かも知れないが・・・。
そして、私もそばを食べようと、あまり混雑していない、表通りからちょっと入ったお店へ。
「入作屋 いるさや」さんである。 皿そばは、5皿が基本のようで、850円。
他の店も、こんな感じだと思う。 たまに呼び込みの激しいお店は、2~3皿おまけと書かれている。
まぁ、それはともかく。 私は、基本プラス3皿で注文した。
先日、地元のそば屋に行った際、ざるそばの食べ方をちょっと聞いていたので、 それを試しながら食しました。
ここの薬味は、ネギとわさび、とろろ芋、卵である。
そばは、お店によって配合が違うようで、そばつゆと合わせ、お店の特徴がある。
何度も来られるお客さんは、何軒も食べ歩いてから、 そして、気にいったお店に最終通われるようになるとのこと。
私が食べている時も、一人の男性が入ってこられ、 自然に奥へと進まれ、その途中「13枚」とだけ言われていた。
どうやら、それで注文が通っているようで、まさに常連さんである。
そばを食べ終わる頃、そば湯が出された。
そば湯の飲み方も、先日習っておいたので、さりげなく自分好みの割合で つゆを混ぜ、美味しく頂きました。
その時、メールが届く。 時間は、12時半過ぎ。不吉な予感。
恐る恐る見てみると、やはりF氏からである。
糖尿病悪化に歯止めが利かない、いつも釣りを一緒に行っているF氏。
今日は、私はツーリングの予定だったため、釣りは行かなかったが、 F氏は、同僚のY氏とレインボーに出撃していたのである。
私も、どうだったかなぁ。と気にしていたのだが、 向こうからメールが来るということは、どうやら釣果は良かった模様。
それも、鯛22枚、ヒラマサ2本、カンパチ1本と、大爆釣。
チクショー! 私が行かないときに限って、高活性。
一気に気分が悪くなってしまった。
これから、しばらくはF氏の自慢話の付き合いをしなければならない。
意気消沈して、出石を後にし、自宅へと帰りました。
帰る道中も、なぜ今日、釣りに行かなかったのかと、悔やむばかり。
しかし、これも仕方なし。
こちらは、秋のツーリングを満喫できたと思い、喜んでいる次第。
ツーリングシーズンも、あとわずか。
その間、行けるときには、走っていたい。と思っています。
次は、紅葉を求めて木曽路でも。