今日は、4月3日。
朝からとても暖かくてイイ天気です。
私は、用事があり午前中休みを頂いております。
その用事というのは、「神武天皇祭」に参拝すること。
毎年、私の住む集落の神社では、執り行われている例祭の一つです。
実は、今年、お宮さんの役が回ってきまして、今年度最初の例祭となり参加を致した次第。
と言いましても、神主さんからお祓いを受け、あとは何を言っておられるのか分からない、ア~、ウ~、オ~・・・、とお参りをされている詞を聞いているだけ。
しかし、参拝はしっかりといたします。
祭典が終わり、お墓のある奈良県橿原神宮の方角に向かい、ニ礼二拍手一礼で参拝して終了。
その後は、直会。
ちょっとしたお料理でお神酒を頂戴いたします。
ただ、私はお昼から仕事ですので、お神酒もご法度。
そして、その直会の中で、5/3の例大祭、春のお祭りの役を決めます。
これが、くじ引き。
そのくじと言うのが、どんだけ昔から使っているのか?と言うほどの古びた紙縒り(こより)。
それを引くと、役名が書かれています。
さて、私は・・・。
「露払い」。
着物に紋付羽織を着て、白袴。
竹の杖をつきながら、歩きます。
この役は初めて。
正直なところ、まったくおもしろくない役どころ。
お祭りなのに、騒げない。
お祭りが大好きな私にとっては実につまらない。
しかし、これもしきたり。
役目を全うする心構えです。
さて、話は変わりますが、神武天皇、私たちは神武さんと呼んでいますが、どんな人かも知らず、なぜ今日祭典があるのかも知らなかったため、便利なwikipediaで調べてみました。
神武天皇 初代の天皇さん(皇統の始祖)です。
見るからに、威厳のあるりっぱなお姿。
古事記や日本書紀に登場される、とてもとても昔の人。
まさに神話の世界に出て来られています。
古事記では、神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれひこのみこと)。
日本書紀では、神日本磐余彦尊(読み方は、古事記と一緒)。
とにかく、絶対に読めませんし、読み仮名がついていても、スッーと読めず、噛んでしまいます。
この神武さんが亡くなった日が、4月3日とのこと。
ちなみに亡くなった年は、紀元前586年。
そして、びっくりなのが、127歳だったようです。
そんなことないやろう。と思いますが、それはやはり、神話の世界。
もう一つちなみに、即位された日が2月11日で、建国記念日として祝日になっております。
ついでにもう一つちなみに、ひいひいおばあさんが、天照大神でいらっしゃいます。
恐れ多いこと。
それとサッカーの日本代表ユニフォームに描かれている三本足の烏、「八咫烏 ヤタガラス」に道案内をさせている方でもあります。
そんな神武さんの命日の祭典でありました。
普段とは違う場面に参加してきました。
私も、神武さんの127歳まで生きられるか?
まあ、とてもとても・・・。