もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

猛獣との死闘?

2021年01月10日 | 日記

今朝も冷え込みました。

しかし、お天気はいいです。

そのため、行かねばならぬ・・・。

と、やる気スイッチON。

防寒をしっかりしてRUNスタート。

気温は、もちろん氷点下。

顔が出ているので、冷たいこと。

だいたい2キロほどで温まってきました。

今朝は、滋賀県の北部では雪です。

ここ高島市でも私の暮らす町を境に北は雪、南は晴れ。

琵琶湖は穏やか。

この寒さですが、ソロキャンプをされていました。

寒くて寝られるのかな?

私には無理です。

さて、そこからいつもの湖岸道路を進みます。

昨日の白鳥は、湖面が凍っているようなところで、首を折り曲げてじっとしてました。

寒いだろうな。

そうすると前方より雪雲接近。

進路を南にとり、大丈夫。

それにしても寒かった。

しかし、じっとり汗が・・・。

そんな11.11キロでした。

さて、話は変わりまして、猛獣?の話。

年が明けてから、毎夜のように物置のところに何か動物が来ている痕跡がありました。

まずは、鯉のエサ。

おばあさんの漬物樽などのところに置いてます。

一番左のレンガを乗せているケースです。

中身は、鯉のエサ。

このケースが毎夜何者かによって開けられています。

煉瓦は、取り除かれて、ふたを開けて、と言う動作ができるヤツです。

猫ではないな。

猫も以前から来ていましたが、箱は開けられることはなかったです。

そして、昨夜のこと。

私がお風呂に入って、極楽 極楽と言っているときに、奥さんから呼ぶ声が・・・。

「おとうさん、大変や! ちょっと来てぇー!」

気持ち良く風呂に入っているのですが、なにか一大事が発生した模様。

急いで出ます。

すると、奥さんが勝手口のところから外を見ています。

「物置になんかいる。」

うん?

「まだ、なんかが中にいて、こっちを見てるんや。」

なんか、不安ですが、とにかく外へ出て物置へ。

「まだ、いるでー。」

「こっち見てる。」

ハテ? どこに?

すると・・・。

いたっ!

確かになんかいます。

たぬき?

ハクビシン?

そんなことより、なんとかせねば。

実は、奥さんが前から何か動物が来ているということで、鯉のエサ入れを物置の中へ入れたそうです。

その時に、ケースを置くのに前かがみになった視線の先に・・・。

灯油のポリのところに、こいつがじっと見ていたとのこと。

「ギャーーーーーッ!」と奥さんは思わず悲鳴を。

そして、入浴中の私を呼びに来た模様。

そいつはその隙に物置から出ていくと思っていたところ、上の棚へ登ってじっとしていました。

そこに私が登場。

ほうきを持ち、バンバンと音を出して威嚇します。

しかし、じっとしているだけ。

そこで、どんどん近づいていき、ほうきで突こうとすると、物置内をあっちこっちと逃げ回ります。

その攻防戦がしばらく続きました。

なんどもあっち行ったり、こっち行ったりをしていて、ついに下へと飛び降りました。

すかさず、追い込みます。

そして・・・。

やっと外へと逃げだしました。

とにかくやれやれ。

その後は、荒らされた物置内を元に戻して、一件落着。

興奮していた奥さんも沈静。

さて、あいつはなんやろ?

見た目は、たぬきのようだが?

奥さんが逃げていく様子を見ていたところ、しっぽが縞々だったとのこと。

なるほど。

調べました。

すると、この顔の模様としっぽの縞々の模様からばっちりの動物が判明。

それは、「アライグマ」です。

アライグマと言えば、「ラスカル」。

しかし、黄色ではありません。

アライグマは手が器用です。

それで、うまくエサ入れケースのふたが開けられたのでしょう。

ガッテンです。

それでは、参考に。

アライグマについて

アライグマの特徴

アライグマは愛らしい容姿によって1960年代に輸入され、後に飼育放棄され野生化しました。
体長は60cmから100cmあり、体毛は灰褐色から茶褐色の個体が多く存在します。
しっぽには5本から10本の黒いリング状の模様があり、目の周りから頬にかけての斑紋は大きなアイマスクのようで特徴的です。
2足歩行で前足を水の中にいれ、指でエサを探す行為が手洗いに似てることが名前の由来にもなっています。
しかしなぜこのような行動をするのかはわかっておらず、目が悪く手触りでエサを確認しているという説など様々な説があります。
アライグマの姿

習性

夜行性ですが、人や獲物の活動に合わせて昼に活動することも少なくありません。

食性は雑食性で穀物や果実など草食に加えて、カエルや小魚、ネズミなど様々なものを食します。

可愛らしい見た目ですが運動能力が高く、ときには目の色を変えて威嚇攻撃も行うほどの凶暴性を秘めています。

繁殖生態

繁殖時期は春で、巣を作ったアライグマは子供を平均3~4頭出産し、仲間を持たず、単独で子育てをします。

発情周期は年に一度ですが、春に妊娠できなかったり、子が死んでしまうと、秋にもう一度発情期を迎えます。1歳未満の子供の生存率は約50%と高く、繁殖力も強いことが個体数増加の要因と言えます。

アライグマが生息しやすい場所

基本的に水辺近くの森林を好みます。

しかし、ため池や河川などの水辺、果樹園や畑などの農耕地、市民公園や一般家庭などの街中、と幅広い生息環境に順応しており、農耕地や市街地を問わず被害発生が多いのが現状です。

生息箇所は木の穴のほかに、建築物の内部を住処にもします。

特に大好物である廃果や匂いの強い生ごみのある近くが生息箇所となる傾向があります。

原産地であるアメリカからペットとして移入された外来種です。

幼少期は人になつきますが、成体となると気性が荒くなり、逃亡したり、心無い飼い主が捨てるなどした経緯で、野生化し、日本での個体数が増加しました。

現在、特定外来生物に指定され、危険生物と言われています。

その理由は、地域固有の生態系を破壊することや、農作物への食害が問題となっているからです。アライグマは運動能力と学習能力が高く、持ち前の器用さと凶暴さから、習性や能力に合わせた対策が必要です。

農耕地でしたら畑などの餌場への対策、住宅街でしたら、屋根裏や敷地内に道路から侵入されないようにベランダや雨どい付近、家屋の隙間などに対策が必要だと考えられます。

ということで、特定外来生物で危険生物とのこと。

狂暴でもあるようで、歯は鋭利で、爪も鋭いようで、咬まれたりしたら・・・。

と、ほうき一本の戦いを振り返り、ちょっとゾッとしました。

ちなみに駆除を業者に依頼すると、25,000円~とのこと。

とにかく今回のことでアライグマの方が、もうこりごりと思ってこないといいですが。

まだ、出没するようならば、捕獲機の設置を考えよう。

ご近所の迷惑にもなっているようなので。

それにしても、見た目はかわいいのになぁ。

 

 

コメント (6)
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