この小さな魚の画像をよく見てください。4枚とも同一個体です。
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イワナとアマゴの交雑種だと思われます。
特徴を文章にすると、
イワナの白点、アマゴの黒点が無く、背はイワナの色の地にアマゴの黒点を滲ましたような紋様。
パーマークは、イワナよりはっきりしていて、アマゴよりはぼんやりしている。
体形は、イワナとアマゴ両方の特徴がある。
各ヒレの朱色は、アマゴのように鮮やか。
と、いったところ。
9月27日の釣り納め釣行の時の獲物のなかの1匹です。この魚を釣る手前でも同じサイズをバラしていますが、一瞬見た印象では同様の魚でした。(たぶん兄弟)
過去に、この魚を釣った知人が数名いますが、私は初めてです。
佐藤成史氏の名著、「瀬戸際の渓魚たち」に、イワナとヤマメの交雑種の記載があるので、興味がある人は、是非、読んでみてください。
この本は、タイトルにあるとおり、キリクチやゴギなどの貴重な渓魚の個体群が置かれた現状についてのものですが、Hybridについてはその出現自体が問題のある事例として紹介されており、他の章とは趣が異なります。
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