三寺まいりという、飛騨市古川町で毎年1月15日に行われる伝統行事を、ご存知でしょうか?(もちろん、岐阜県飛騨地方にお住いの方はご存知でしょうが。)
三寺まいりは、親鸞聖人を偲んで古川町の三つのお寺を詣でたのが事の始まり。
明治・大正時代には、飛騨から信州へ絹の糸引きに出稼ぎに行った年頃の女性が、正月に帰省し着飾って巡拝するので、三寺まいりが若い男女の出会いの場となったそうです。(飛騨市公式サイトご参照)
信州への出稼ぎの話は映画「あゝ野麦峠」でよく知られています。
近くても冬の夜間の行事とあって、あまり見学したことは無いのですが、灯された蝋燭の炎が幻想的で美しいです。
私は、今年はチラッと見ただけ。
妻が私とは別行動で参拝しスマホで撮影した画像がございますので、載せました。
雪で出来た大きな蝋燭。町の中に雪は無く、数河峠かどこからか雪を運んできたらしいです。
↓参考までに、3年前の三寺まいり、日曜日だったこともあり夕暮れ前に家族と行った時の画像。
やっぱり雪があった方が雰囲気があると感じます。
にほんブログ村 応援クリックお願い致します
近年は夜古川までよういきません
やっぱり雪があった方が趣がありますよね
新聞に数河峠の山から雪を運んできたと載っていました
今日も3月並みの気温になり、異常さを実感します。
三寺参り、こういった伝統を守るって大事なこと、
雪のロウソクもとても奇麗でいいですね!
やはり雪が無いので風情に欠けると言う一点からです。
先日高山で数センチ積もった時も古川では白く化粧した程度だったので驚きました。
何時も高山より多いからですが今年はこんなところにも異変を感じます。
そのうち雪の中の三寺参りなんて過去の思い出になるかも知れませんね。
確かに雪の中でしたら雰囲気は盛り上がったのでしょうが
その分、堀の清冽な流れが何とも言えない三寺参りを演出してくれています。
今年、全国的に雪が少ないのは何年に一度の異常気象・・・そう思う事に致しましょう。
調べてみたら、親鸞は東国布教(関東・中部地方)を行った方だとか。
私らの住む西日本では、空海にまつわる話が多いようです。
以前、行ったことがありますがこの時期の古川に雪が無いというのが変な気がします。
正月に神岡に行った時、帰りは数河峠を通ったのですが、少し雪がありました。でも流葉スキー場は滑れそうではありませんでした。
雪の蝋燭を作るのも大変だと思います。
ここまで暖かい冬は珍しいですね。
三寺まいりは、なかなか雰囲気もよいのですが、寒い時期の夜の行事なので、寒がりな人には、辛いかもしれません。
よい形で、伝統行事が引き継がれると良いと思います。
暖冬が続くと、さすがにちょっと心配になりますね。
来年の積雪はどうなんでしょう。
季節に合った天候にならないと、雰囲気が出ませんね。
堀は瀬戸川と言い、冬以外は鯉が放たれ、観光客の目を楽しませています。川は白壁の酒蔵の横を流れていて、風情があります。
夜に灯されるたくさんの蝋燭も美しいものです。