poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

あせらない、いそがない!

2023-07-17 14:28:57 | 日々録
蔵ギャラリー前の敷石
午後3時過ぎの炎天下だったが、爽やかな風が心地よかった


猛暑の3連休、最終日の今日は自宅でひっそりと過ごしています。
弱めの冷房とはいえ、お昼前からエアコンのスイッチを入れて過ごすなんて、長いBoccoの人生でもほとんど初めてのことです。

長らく低迷している私の精神活動に喝を入れようと、先週末あたりから少しずつ行動し始めています。
何もこんなに暑い時季を選ぶことはないのだけれど、思い立ったが吉日。
まずは心が動くままに出かけてみることにしたのです。

先週の土曜日は、宮嶋淳子さんの版画展へ。
会場の葉月ホールハウスは、地図で見ると職場から自転車で10分ほどのところなので、仕事帰りに…とも思ったけれど、スイッチが切り替わらない状態で行くのは得策ではないと判断し、オフの日に電車とバスを乗り継ぎ、善福寺公園を少し歩いて行ってきました。
実は私、こう見えても結構人見知りのところがありマス。
初めての場所で初めての人に囲まれて作品を見せてもらうことにはそれなりの気後れというか躊躇いがあり、ちょっとだけ勇気を出してその躊躇いを克服する必要があるのです。
でも、そこを乗り越えなくては前には進めないぞ…と、弱い心にムチ打って。。。

「なまえをはなれて」案内はがきから
 



実際行ってみると、未知の路線バスの車窓から眺める景色も、たぶん9年ぶりの善福寺界隈の雰囲気も新鮮で、緑を抜けた住宅地の一角にある半地下の画廊の佇まいも心地よく感じられました。
それでもドアを開けて中に入る時はドキドキです。
そんなしょうもない葛藤を経てでも、直に作品を見たいと思ったのは、たぶん構図のバランスがツボだったのかな。
描かれている人物の装いが実にシンプルで、抑えめな色彩であることも好ましいところです。
一つひとつの作品をじっくり見せていただき、心が洗われるようでした。
けれど、作家ご本人やオーナーさんが気を遣って話しかけてくださるのに応えるだけでせいいっぱい。
作品への感想など全く言葉にすることもできず、帰ってきてしまった “あかんたれ”です。
でもね、少し時間をかけてもっと作品と親しくなるのが先なのかなぁ。。。
おそらく何年か先のことになるかもしれませんが、ご縁があって再会できたら、その時にはもっと違う接し方ができるのではないかと、楽しみでもあるのです。

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さて、20数年ぶりの青梅線で福生へ足を伸ばしたのは昨日のことでした。
自己啓発活動第2弾として訪れたのは、蔵ギャラリーlakura で開催中の「夜の木」祭

シルクスクリーン印刷のワークショップの時間帯だったため少々ざわついていましたが、どさくさに紛れて自分のペースで鑑賞できたのは “あかんたれ” としてはもっけの幸い。
「夜の木」の絵本(11刷)を入手できたのも思いがけない更なる幸いでした。

来週末は早稲田大学演劇博物館、その次の金曜日はシネマ歌舞伎「鰯賣戀曳網」…それからそれから、8月上旬スタートのインドの染織りの展示(於大倉集古館)も見逃せないし。。。
ただし、計画に縛られることなく、コンディションを整えて…です。
やたらに出かけていると、その先々で多くの人や物に遭遇することとなり、そのエネルギーに気圧されるのは必定。
だから私は、あせらない、いそがない!
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ゴールの先はまだ見えず

2023-05-28 18:03:34 | 日々録
5月3日午後、バスを待ちつつ空を見上げる
電線と樹木と雲が描くアートピース


連休で少しばかりエネルギーチャージしたものの、あたふたと過ごす毎日…あっという間に時間が過ぎていきます。

金曜日は少し遅めのお昼休みになったのを幸いに、いつものパン屋さん経由公園でのランチタイムとなりました。
気候変動が進んでいるとはいえ、風薫る5月です。
自転車を漕いでいると風は一層心地よく、今が盛りの初夏の花たちはそれぞれに美しく咲き誇っています。
この公園の中だけでも、いったいどれくらいの種類の植物があるんだろう。。
元気に飛び回るヒヨドリの群ればかりではなく、草陰に潜む虫たち…私の想像をはるかに超える数の生物たちがここで生きているんだろうな。。
開放的な景観の中で、万物の生命をいとおしく感じた瞬間でした。

今の仕事は再来年の春で終わりにしようと思っています(脈絡不明の唐突な展開ですみません)。
それから先の展望はまだ漠然としたままですが、時間的にも気持ちの上でも、ゆとりを持てるような状況を目指します。
あと2年弱、上手にバランスをとっていかなくっちゃね!

::::::::::::::::::::

Boccoにとって一番の快楽はこれ!


↑は去年編んだまま放置していたもので、連休前にようやく仕上げ(昨今はブロッキングというらしい)を施したというお粗末。
コットン&ウールの毛糸で編んだ一辺50cmあまりの三角形のストールは、意外に使い勝手がよいのです。
それに気をよくして、手近にあったインド綿の糸で、少し大きめの同じようなものを編むことにしました。
それも完成間近なので、次はコットンリネンの糸で方眼編み風のバッグに着手する予定…そんなことをしているから休日もあっという間に終わってしまうわけです。

さて、明日からまた怒涛の日々です。
お弁当用に簡単な常備菜の準備に取りかかります。
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連休までもうひと踏んばり

2023-04-23 20:00:42 | 日々録
東京駅の2階から
見上げる位置で変わる表情
そして、ちょっと斜めのザンネン画像


3週間あまりのインターバル…あれよあれよと言う間もなく時間ばかりが過ぎてゆきます。
先週末は、国立ハンセン病資料館で開催中の企画展「ハンセン病文学の新生面『いのちの芽』の詩人たち」へ。
バス−電車–バスと乗り継いで、東村山市までの小さな小さな旅を雨にも負けずの敢行でしたが、
しっとりと濡れた深い緑の中で時を過ごすことができました。
常設展示も見応えがあります。

昨日も所用で半日ばかり出かけてしまいましたが、今日はほどほどにポカポカ陽気の日曜日。
日差しの温もりが心地よく、洗濯三昧とはいかずとも
あれもこれもと洗濯機に放り込んだり、洗濯液に浸したり。。
太陽の光を感じながら自宅で過ごす幸せを味わいました。

Kenchenから帰省の予告が早々に届きました。
いつも直前の告知で、迎えるこちらはあたふたなのに
どういう風の吹き回しなんでしょう。

そんな調子で、相も変わらず落ち着きのない暮らしぶりですが
ゴールデンウィークまであとひと踏ん張り。
メイシネマ祭りの初日に出かけるのが決まっただけで、
連休中はのんびりしながら心をほぐし身体をほぐし、エネルギーチャージできれば十分かな。。。
あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ…と気持ちは逸るのですが
急いては事を仕損ずるというもの。
合間に合間にちょっと一服しながら、着々とこなしていこうと思う次第。

さあ、まずはこれから約1週間、山と降り積もるシゴトを前にして
四の五の言わずに片づけちゃいますよ!

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先週火曜は歌舞伎座の「夜の部」へ。

『与話情浮名横櫛』
舞台で見るのはなぜか初めての演目。仁左衛門・玉三郎の円熟コンビの演技は実に見事なものでした。

『連獅子』
松緑親子の迫力と気合いに満ちた演技に感動したのは私だけではなかったようで、まさに割れんばかりの大拍手。
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さくら♪ さくら ♪

2023-03-30 21:06:24 | 日々録
ピンボケのBoccoショット
鶴岡八幡宮境内で

今日はサクッと手短に……。

またまた出かけてしまいました。
目的地は、いざ鎌倉!
お目当てのメインは、鎌倉県立近代美術館 鎌倉別館で開催中の「美しい本―湯川書房の書物と版画」の展示。
そのついでに、おいしいピザ屋さんでのランチとLONG TRACK FOODS でおいしいデリをゲットしようという目論見です。

せっかくの休日、のんびりすることが最優先なので、スタートもゆっくり。
お昼近くに鎌倉駅に到着し、早速件のピザ屋さんへ。
幸いなことに数分並んだだけで店内に案内され、地ビールを友にクアトロフォルマッジ、マルゲリータ、そしてケールとシラスのピザを堪能。
至福のランチをいただきました。

さて、次に目指すは美術館。
人で溢れかえる鶴岡八幡宮野境内を通り抜けると、静かで落ち着いた空気に触れることができます。
期せずして先週末の映画とシンクロする内容で、ちょっとニンマリ。
工芸としての本づくりとくくってしまうことにはかなり無理がある…とはいえ、書籍というものについて、文章とは別の側面から改めて考える機会となりました。
製本のワークショップに参加したり、ブックデザインの真似事をしたことがあるという程度のことですが、製本やブックデザインに対し関心を持つ者としては、とても興味深いテーマだったのです。
本当は製本の技術をちゃんと身につけておきたかったのだけれど、それが叶わぬまま今に至っているのは、つまりそれだけの思いにすぎなかったということなのですが。。。



お〜端正なデザイン! 間違いなくBocco のツボです!


さて、デリのみならず、これまたおいしい蒲鉾と桜の和菓子と大きなクッキー等々をお土産に、我ら3名は混雑を避け早々に引き上げることに。
帰宅は午後5時半過ぎ…というわけで、少々駆け足ながら満足の休日を終えようとしています。

桜の花もいよいよ終盤を迎えていますが、道中至る所で桜並木や桜土手に遭遇しました。
日本中どこもかしこも桜色に染まっているかのよう。
それだけ日本人に愛されているということなのですね。



さくら さくら 野山も里も 見渡すかぎり
かすみか雲か 匂いぞいずる
….…本当にそう。
いざや いざや 見に行かん……そんな気分はのどかな時代の遺物なのかも。

車窓から見える桜のサマに、懐かしい唱歌の歌詞が浮かんできました。
(※かつて歌われたものと、現在の教科書に掲載されているものを混ぜこぜに覚えていたようです。)
そして、あまのじゃくのBocco は思うのです。
桜の名所もいいけれど、野山の木々に交じって淡いピンクの花を見せる桜の風情はより好ましい…と。

さてさて、明日はまた出勤です。
新年度への準備で少々残業することになりそうですが、明後日はまた映画を観に行く予定。
それを楽しみに、明日をなんとか乗り切ろうと思う次第。。。

だがしかし、全然手短じゃありませんでしたね。
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春霖の休日、ちょっと遠出で心潤う

2023-03-26 19:35:47 | 日々録
星のように見えるのは百合の花を象ったランプシェード
見様によっては下から見上げた宇宙船?
むかーし昔の映画の一場面
@神奈川近代文学館


この週末も雨降り。
静かに雨の降る日は、一人で過ごすには好都合…誰にも邪魔されず静寂の中で時を過ごせるのは実に快適です。
とはいえ、凡人の蟄居は小人閑居になりかねない…と考えたわけではありませんが
昨日は雨の中、横浜へ行ってきました。

目指すは神奈川近代文学館…『菊地信義没後1年 上映会「つつんで、ひらいて」』。
2か月ほど前にKaiapuaの誘いを受け、即決で予定に入れていたイベントです。
自分自身の思いや考えに重ねて感じ入ることの多い内容で、雨の中を頑張って行った甲斐がありました。
できることなら、もう2〜3回は観たいと思えるくらい。。。
2月はじめに観た『人生フルーツ』に続き、間違いなく今年2つめのお気に入り映画です(いずれも4〜7年前の作品…新作ではありません)。

『つつんで、ひらいて』の詳細はこちらでどうぞ ⇨ ⭐︎

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雨降りの休日とはいえ、桜は満開で春休みの真っ最中です。
ピークの時間を少し外して移動したものの、通過地点の吉祥寺・渋谷・みなとみらいのどこも混雑していました。
それもあって、せっかくの横浜行きでしたが、どこにも寄り道せず住み慣れたエリアに戻ってきました。
港の見える丘公園や電車の窓からサクラ、コブシ、ユキヤナギ、バラやスミレ等々、たくさんの花を眺めることもできました。
Boccoにとっては十分なお花見だったと思います。
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ココロハホグスモノダッタ

2023-03-05 19:34:12 | 日々録
美容室のお気に入りスポット
日常を離れ、心静かに緊張を解く
数週間に1度のヒーリングタイム


いつの間にやら蝋梅の香りが漂い、白梅・紅梅が花開き、ついにスギ花粉が飛び回る季節になりました。

またもやのご無沙汰…4週間ぶりの更新です。
いつものこととはいえ、休養も含め週末をうまく活用することができなくて、気がつけば日曜の夜…という状況が続いています。
というよりも、休日の有効活用だなんて、プライベートな時間までも“効率” などという代物に支配されている自分がイヤになっていると言うべきかもしれません。

昨日、土曜日はNさんと待ち合わせ、あれこれおしゃべりをしてきました。
彼女とは、2014年9月に数人の仲間たちで集まった後は、今から数年前に国立駅近くでばったり出会い、お茶を飲みながらおしゃべりして以来…というべきか、その後何度も「近くまで来たので…」と私の職場を訪れてくれたことがあったのですが。。。

昨日は、久々ということもあって話は尽きることなく、午後1時に待ち合わせて夕暮れ近くまで一緒に過ごしました。
そして、帰りの電車の中で、彼女とのやり取りを振り返りながら気づいたのです。
不思議なことに彼女と話していると、考えや思いが次々と言葉となって出てきました。
特にここ数年というもの、誰かと多くを語ることが激減していたせいかもしれません。
思考を言語化する能力(?)をちょっとだけ取り戻していることは、正直なところ驚きでした。

まさか…という思いとは裏腹に、私は知らず知らずのうちに心に鎧を着て過ごしていたのでしょう。
昔と変わらない真摯で繊細なNさんとの語らいに、すっかり硬くなってしまっていた感性も解れてきたように感じます。
心を開いて向かい合うことのできる人と話しをすることは、いきいきと生きていくための特効薬だということでしょうか。

その一方で思うのは、自分の不甲斐なさなのです。
社会生活では、ありのままに思いのままに振る舞うのはなかなか難しいことであり、他者への配慮も不可欠です。
けれど、それが行き過ぎると抑制の歯止めが利かなくなってしまいかねない…そんな “当たり前のど真ん中” を失念していた自分が何よりも情けないのだけれど、この気づきはその情けなさを受け止めた上で自らを律しなさい…という天啓だったのかもしれません。
Nさんとの再会に感謝しなくてはなりません。ありがとう!!

::::::::::::::::::::

心といえば、この曲です!!!
気持ちが落ち込んだ時、私はこの曲を聴きます。

こころ/沢知恵


こころ

わたしのこころは湖水です
どうぞ漕いでお出でなさい
あなたの白い影を抱き
玉と砕けて
舟べりへ 散りませう

わたしのこころは燈火です
あの扉を閉めてください。
あなたの綾衣の裾にふるへて
こころ静かに
燃えつきてあげませう

わたしのこころは旅人です
あなたは笛をお吹きなさい
月の下に耳傾けて
こころ愉しく
夜を明かしませう

わたしのこころは落葉です
しばし お庭にとどめてください
やがて風吹けば さすらい人
またもや
あなたを離れませう

(詩/金東鳴 訳詩/金素雲 作曲/沢知恵)


::::::::::::::::::::

以下、備忘録。

2/10…映画 「人生フルーツ」「チョコレートな人々」@ポレポレ東中野
2/11…映画 「仕掛人・藤枝梅安」 + 舞台挨拶@新宿ピカデリー
2/15…二月大歌舞伎 第二部@歌舞伎座
2/18…映画 「ケイコ 目を澄ませて」@アップリンク吉祥寺
2/22…二月大歌舞伎 第三部@歌舞伎座
2/25…林 友子展「触」@Gallery SU

“遊び虫・怠け虫” の復活なるか!?
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ドライ・クリスマス

2022-12-25 14:50:02 | 日々録
co+feのアルミのお皿と、LONG TRACK FOODSで見つけた青リンゴ=グラニースミス
12/15、沖潤子展の2度目の訪問で鎌倉へ
展覧会後の散策で出会った記念の品


まさに関東の冬と言うべき晴天の休日を過ごしています。
日本海側を中心に各地で雪の被害が続く一方で、本当に申し訳ないような天候です。

気がつけば、浮き世はクリスマス。
と言って私は何をするでもなく、例年の如く淡々と時を過ごすのみ。
昨日はヘアカットのため国立へ出かけました。
そのついでに立川や国分寺にも足を伸ばしショッピングをしようかとも思いましたが、
クリスマスと重なった年末の土曜日です。
どこへ行っても人の波、空気が乾燥している中で流行り病に罹っては目も当てられない…と
少々の食料を購入したのみで、早々に帰宅しました。

あ、でも、美容院の近くの以前から気になっていたお店でセーターを1枚ゲット。
<上記のお皿とこれが、自分へのクリスマスプレゼントということにしておきましょう>
カシミアとコットンの混紡糸で編んだライトグレイのハイゲージニットです。
ざっくりとした手編みのセーターはプライベートタイムにはいいけれど、
今の仕事をするには暖か過ぎるし、少々動きづらいように思うのです。
そんな事情もあって近年はセーター、カーディガン、ベストなどは編まず、
もっぱらネックウェアやキャップを編むことになっているというわけです。
細い糸でハイゲージニットを編めばいいのだけれど、そのための材料を吟味検討する余裕もなく数年が経過しているという残念な状況…
時を待つことにします。

::::::::::::::::::::

今年はてのひらサイズのミニミニツリーをメインに小さなクリスマスコーナーを作ろう…
何年ぶりかで Gerry さんたちのクリスマスアルバムを聴こう…
聖歌を聴きながら心静かに本を読み、万人の平和を祈ろう…
そんな思いがあったはずなのに、結局何もできず。。。
スパイシーな紅茶でシュトレンをいただくのがせいぜいという顛末となりました。
祈るのは今からでも遅くないけれどね。

さて、欲張って入手したのはこの2種類…

月に1回、パンを共同購入している風のすみかのシュトレン


公園ランチの時に行っているパン屋さん(La vie avec du pain)のシュトレン

もちろんこれを全部一人でいただくわけではなく、Kaiapua と“はんぶんこ” です。
雑事に追われて賞味はこれからなので、お味の報告はお預けです…悪しからず。

さぁ、今から再び腕まくり…雑事消化に戻ります。
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葉月・長月 備忘録

2022-10-02 23:40:28 | 日々録
2019年のルート・ブリュック展以来の東京ステーションギャラリー


久しぶりに晴天の週末になりました。
30℃に迫る暑さは、さすがにあと2〜3日の我慢のようですが
もうしばらく夏の疲れを引きずることになりそうです。

週1のペースでリハビリに通いながら、自宅でストレッチ運動に励む??こと3か月が経過しました。
うっかり出先で歩き回り、痛みが出てしまうこともありますが、それも経験です。
そんな時の対処法も含め、自分の身体とコミュニケーションをとる試みを続けています。


8月半ばにこんなものを編み始め、編み上がったのは先週末。
仕上げのアイロンはもう少し涼しくなるまで待ちます。

以下、備忘録。

8/30…
「生活のデザイン_ハンセン病療養所における自助具、義肢、補装具とその使い手たち」 @国立ハンセン病資料館(東村山市)
9/17…
「柳宗悦と朝鮮の工芸_陶磁器の美に導かれて」@日本民藝館(駒場)
「生誕120年 住井すゑ、九五年の軌跡 – 金輪際いつぽんきりの曼珠沙華 – 」@日本近代文学館(駒場)
「東北へのまなざし」@東京ステーションギャラリー
9/20…
秀山祭九月大歌舞伎第二部 @歌舞伎座
9/28…
「あちらにいる鬼」完成披露試写会 @汐留


今月もメイシネマ祭、沖潤子個展、アレック・ソス個展、ノラ・ジョーンズのライブ、歌舞伎座…と予定は盛りだくさん(実は11月も)。
心置きなく楽しめるよう、日々精進あるのみデス。
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身体の声を聴く

2022-07-24 23:55:19 | 日々録
今日の夕空
明日もまた暑くなりそう


またもやのご無沙汰です。
いただいたコメントに返答もしないまま今日に至ってしまいました。
非礼をお許しください。

さて、その後も順調に“遊び虫・なまけ虫”ライフを満喫…と言いたいところではあるのですが
思わぬ伏兵の登場で、心ならずも“遊び虫”トーンダウンの状態に陥っています。
トーンダウンの最大の原因は膝の痛み。。。
3か月ほど前から左の膝に若干の違和感があり、とうとう軟骨がすり減ってしまったか…と心の準備をしていた矢先のことでした。
電車の乗り換えで小走りしようとした瞬間、グキッと膝を捻ってしまったのです。
その後の検査ではセカンドオピニオンも含め骨にも軟骨にも特段の問題はないとの所見で、週1回のペースでPT(理学療法士)の指導による運動療法を受けることにしました。

軽い筋トレでも、なまりきった身体にはなかなかの負担です。
けれど、専門家には頼ってみるものですね。
毎回いろんな発見があり、今はそれを面白がって楽しんでいるところです。

私は、今まで大きな病気をしたこともなく、体力もあるほうでしたから、身体の健康ということについては漠然とした感覚しか持ち合わせていませんでした。
それだけに、骨格や筋肉・腱の状態を観察し、この動きが制限される原因は股関節にあるとか、右に比べて左の足首が硬くなっているとか、さらになぜこの運動が必要なのか、この運動に期待できる効果は何か…と、一つひとつPTの説明を受けていると、自分の身体に向き合い、身体の状態を感じ取るツールを一つずつ手に入れているような気がしてワクワクするのです。
自分の健康や体力に任せて生きてきた今までの自分のやり方は、もはや通用しなくなっているということなのでしょう。
これも、あるがままの(自分の)状態を把握し、受け止めていくことです。
時に無理を強いながら何十年も休むことなく働かせてきた身体なのですから、その声に耳を傾けて大切にしなくてはと気づく出来事でした。

なお、膝の痛みといっても、階段を上れないとか、足を引きずって歩くような状態ではなく、あいも変わらず片道4kmの自転車通勤を続けています。
運動療法は5か月かけて進められます。
その間に少しでも自分の身体と上手に対話できるようになれたらいいのですが。
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遊び虫・なまけ虫

2022-06-26 19:27:30 | 日々録
5/20の遅い午後、アークヒルズ・カラヤン広場にて
スズメたちの戯れる姿に目を遣る
開演前の時間はたっぷり
カフェでゆっくり過ごすことができた


長きにわたるインターバル…53日ぶりの更新です。
大型連休後は、何かと多用な週末とそれをカバーするための週末を繰り返していました。
“多用”の用の中にはもちろん娯楽も含まれていて、4/22〜5/25の間に観た映画は7本。
これ以外に歌舞伎座、サントリーホール、葉山の美術館…とBoccoにしては結構な外出頻度でした。
こんなに出かけてばかりでは、家の中のことをする余裕が残るはずもないわけです。
それですっかり遊び虫のなまけ虫。。。

ところで、年甲斐もなく週5日の7時間労働は、夕方になるとヘトヘトのクタクタです。
けれどそんな毎日にも、小さな幸せを感じる瞬間があります。

  身体が順調に機能していると感じるとき
  公園でアウトランチを楽しむとき
  帰宅して我が家のドアを開くとき
  少し熱めのお湯に浸かるとき
  ご馳走はなくとも晩酌に軽くお酒をいただくとき
  おやすみなさいと独り言ちて横になり、目を閉じるとき
  金曜の夜、睡魔に負けてこっくりこっくりしてしまうとき
  休日の朝、家事をしながらゆっくりと朝昼兼用の食事をするとき
  休日の午後、屋外の明るさを感じながら音楽を流しながら本を読むとき
          :
          :
          :
自分の身の回りに、ささやかでも喜びや幸福を見つけるゲームを続けてみようと思うのです。
穏やかならぬ世情だからこそ、取るに足らない凡人にできるせめてもの抗いなのかも。
さあ、来週も踏ん張りますよ ^ - ^
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