poco a bocco

自然の素材がもつぬくもりやパワーに助けられての作品づくり
poco a poco のペースで進みます~♪

柄にもないこと

2024-07-15 23:25:24 | ひとり言
トートバッグは、Boccoの定番カラー
毎度おなじみ、安心の色


3連休が終わりました。
雨はほとんど降らなかったけれど、湿度はきわめて高く、じめじめと重い空気が肌にまとわりつくような休日でした。

連休初日はただ好きなことに専念する…と決めていました。
朝からずっと手を動かし続けた甲斐あって、バケツ型トートバッグが完成まであと一歩というところにたどり着きました。
少しだけ残った糸でコースターを編むつもりだったのですが、四角く編んで内ポケットを付けることにします。
でも、作業は後日の課題にします。
今着手してしまうと、またまた睡眠時間を削ることになりそうなので、ガマン・ガマンです。


超ロングピッチの段染め風の糸は、こんなふうに色が変化していく

トートバッグの前に編んでいた春夏用のアンクルウォーマーです。
小物入れを作るために調達していたコットンとアクリルの糸でしたが、梅雨冷えや真夏の冷房で手足が冷えないように作ってみようと思いつき、即実行です。
ウール100%の糸よりもサラッと肌触りが優しく、編む作業も快適でした。
調子に乗って2組も作ってしまいましたが、秋冬でも十分使えそうなものに仕上がりました。

いつもとは全く違う明るめの優しい色合いです。
これを身につけるのは少々勇気が必要かも…自宅でしか使う予定はないけれど、ひょっとして私、“柄にもない”ものを作ってる???

“柄にもない”…
6月の歌舞伎座公演の「口上」で、豆腐買おむらに扮していた仁左衛門丈。
立役の仁左衛門が女形で登場し笑いを取る場面での「口上」でした。
当然の成り行きとして、“柄にもないお役”という言葉で場がドッと湧いたのでした。

その“柄にもない”というフレーズが、今度は自分の身に降りかかってきました。
柄にもないことをするのは気恥ずかしいことでもあるが、それは同時に新たなものを手に入れることにもつながる…なんて大げさかも知れないけれど。。。
新たなもの、新たな境地、新たな可能性…それがすてきなものだったら、思いがけずちょっといいものだったりしたら、たまには柄にもないことをしてみるのも悪くない。
自分のパターンを後生大事に守るばかりが能ではない。
ふと、そんなことを思ったのです。

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