7×7×14cmのサイズ
穴の周囲に極細の毛糸でステッチを入れるところからスタートし
縫い取りの形を決めていきます
穴の周囲に極細の毛糸でステッチを入れるところからスタートし
縫い取りの形を決めていきます
圧縮ニットの小さなポーチが行方不明になっていました。
ちゃんと入れていたはずのバッグから姿を消してしまったのです。
おおうさぎの家に置き忘れた形跡もなく
もちろん私の身の回りのどこにも見当たりません。
それから約3週間後、いつもは車で素通りしてしまう場所なのですが
その日はバス停からおおうさぎの家まで歩いていました。
ご近所の家の庭先にさしかかったとき
道沿いの小さな灌木の枝に掛けられたこのポーチを発見したのです。
その3週間前の帰京の日は雨降りでした。
頼んだタクシーが遅れて大あわてで乗り込む時に
ポーチを落としてしまったのだと思います。
それを見つけた人が、持ち主の目に入るようにと
そっと枝に掛けておいてくださったのでしょうか。。。
あきらめかけていたポーチを見つけたときの驚き!
3週間の間、ずうっとこの場所にあったであろうことを思うと
それが奇跡のように感じられて “再会” の喜びもひとしおでした。
拾ってくださった方の善意に大感謝です。
以来、小さなりんご形の飾りが付いているこのポーチを
“りんちゃん” と呼んで愛用するようになりました。
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そんないきさつがあったにもかかわらず
迂闊でずぼらなBoccoは、そのあたりに転がしたまま
夏を過ごしてしまいました。
洋服の余り布で作ったものでウール100%だということを
知っていながら…まったくどうしようもないヤツ…。
その結果は言うまでもなく ”虫喰いの穴だらけ” という
実に分かりやすい展開と相成ったわけです。
その穴を何とかしなくちゃと思いつつ
1年余りを経てようやくお直しができました。
よほどおいしいウールだったと見えて…虫喰いの穴は全部で7か所
ひっくり返すとこんなことになっています
虫に喰われる前のりんちゃん…です
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