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ミツバツチグリ・2~果実

 バラ科キジムシロ属の「ミツバツチグリ(三葉土栗)」。春に咲く黄色い花は何度も見ているがその果実を観察したことが無かった。果実は直径は5~6ミリの集合果でひとつの痩果は長さ1ミリほど。花がそっくりなヘビイチゴとは果実の姿が全く異なる。これは奥高尾“小仏城山巻き道”のもの。
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キジムシロ・2~果実1

 バラ科キジムシロ属の「キジムシロ(雉蓆)」。日本全土の山野に生育する多年草で花期は4~6月。直径15~20ミリの5弁花を咲かせる。葉は5~9枚の奇数羽状複葉になり頂小葉が一番大きくなる。果実は集合果で萼片に包まれ直径は5ミリほど。ひとつの種子は長さ1ミリの卵形の痩果で写真では雨に濡れて一粒萼片に付いている。キジムシロヘビイチゴは黄色い花で良く似ているが、キジムシロやミツバツチグリは花後に花床が膨らまずに痩果が出来る。一方、ヘビイチゴの仲間は花後に花床が膨らんでイチゴ型の偽果になり痩果を包むようになる。
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ベニサラサドウダン

 ツツジ科ドウダンツツジ属の「ベニサラサドウダン(紅更紗満天星)」。4~5月に紅色の下向きの小花をたくさん咲かせる。同属のドウダンツツジは白花でサラサドウダンは白花に紅色の筋が入り本種は全て紅色になる。当地では何ヶ所かの遊歩道脇で植栽されていたがいつの間にか消えてしまった。ここ松木地区の住宅地で久し振りに見たので撮っておいた。
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