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野鳥・67~キジ雄1

 浅川の土手道から河原の藪で何か動くものが見えた。立ち止まって様子を見ていると私の視線を感じたのか動きが止まった。「キジ(雉)」はキジ科キジ属の留鳥で日本の国鳥になる。繁殖期は4~7月頃で草むらにに窪みを作って巣にする。
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ハマナス・3~開花

 バラ科バラ属の「ハマナス(浜茄子)」。海岸の砂地などに生育する落葉低木で初夏に赤い花を咲かせる。ナスには似ても似つかず、牧野富太郎博士は『この名前は海岸の砂地に生え果実が梨のように甘酸っぱいので“ハマナシ(浜梨)”としていたものが転訛したのだろう。』とされている。
 NHK朝ドラ“らんまん”では主人公“槙野万太郎”が実家の酒造造りを姉と祖母に任せていよいよ上京する。私が初めて朝ドラを見たのは昭和41年(1966年)の『おはなはん(樫山文枝)』だった。小学校が近かったため登校前に見ることができたのだろう。その次は昭和49年(1974年)の『鳩子の海(斎藤こずえ・藤田美保子)』まで飛ぶ。これは大学生になって第1限授業(8:20~)が無い曜日に見ていた。大学時代は昭和50年(1975年)の『水色の時(大竹しのぶ)』『おはようさん(秋野暢子)』、昭和51年(1976年)の『雲のじゅうたん(浅茅陽子)』、昭和52年(1977年)の『いちばん星(高瀬春奈→五大路子)』『風見鶏(新井春美)』などを見ていたが、さすがに就職後は見られなくなった。世界68ヶ国で放映された昭和58年(1983年)のあの『おしん』は実は全く見ていない。相撲好きなので平成4年(1992年)の『ひらり(石田ひかり)』はビデオ録画で見ていた。その後しばらく開いて平成19年(2007年)の『ちりとてちん(貫地谷しほり)』は落語好きとしては見逃せず、平成20年の『だんだん(三倉茉奈・三倉佳奈)』は劇中歌で流れた竹内まりやさん作詞の“いのちの歌”を良く覚えている。
 50歳を過ぎて第二の人生として某会社に転籍した後は心の余裕もできたのか、平成22年の『ゲゲゲの女房(松下奈緒)』、平成25年の『あまちゃん(能年玲奈)』『ごちそうさん(杏)』、平成26年の『マッサン(玉山鉄二)』、平成27年の『あさが来た(波瑠)』はビデオ録画で楽しく見た。直近では東京オリンピック開催に因んで作曲家・古関裕而さんがモデルになった令和2年の『エール(窪田正孝)』を見ていた。
 牧野富太郎と言えば植物学者でもあったシーボルトが話題に欠かせないが、昭和45年(1970年)にTBS系列で放映されていたポーラテレビ小説『オランダおいね(丘みつ子)』も忘れられない。シーボルトの娘・いねの養父となった蘭学者・医学者の二宮啓作は植物学者でもあり、イボクサの種名の“keisak”は啓作に因んでいる。
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キジムシロ・1〜花

 奥高尾“小仏城山”付近の登山道に咲いていた「キジムシロ(雉蓆)」。バラ科キジムシロ属の多年草で4~5月に山野のやや陽当たりの良い場所に生育している。葉は奇数羽状複葉で5~7枚の小葉からなり、良く似たミツバツチグリはすべて3小葉になる。花後に葉が放射状に展開しムシロを敷いたようになりキジが休む場所のようになることから名付けられている。
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