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ガクウツギ・2~奥高尾

 奥高尾“もみじ台南巻き道”で多く見られる「ガクウツギ(額空木)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木で関東地方以西の山地に生育している。花期は5~6月で枝先に散房花序を出し中央に両性花を付けその周囲に純白の装飾花がある。両性花は直径4~5ミリで花弁は5枚。雄蕊は10本ある。ウツギ属のウツギやアジサイ属のアジサイには香りは無いが本種には爽やかな香りがある。“空木”の名が付くが茎は中空にはならない。

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コガクウツギ・2~開花

 高尾山“5号路”で咲き始めた「コガクウツギ(小額空木)」。アジサイ科(←ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木でガクウツギに比べ花序や葉など全体的に小振り。装飾花の大きな萼片は長さ1.5センチほどでその基部に小さな花がある。個体差はあるがガクウツギの装飾花の萼片の先端がやや尖るのに対して本種は丸みを帯びる。
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ヒマラヤスギ・9~若い果実

 マツ科ヒマラヤスギ属の「ヒマラヤスギ(喜馬拉耶杉)」。10~11月に雌雄の花を咲かせ果実は翌年の秋に稔る。今年1月に濃紫色の雌花序を確認しその後の成長を観察していたがそれは春になっても大きくなる気配は無くどうやらそのまま枯死したようだ。この日は別の樹の枝を探してみると長さ5~6センチに成長した若い果実を見つけた。これは順調に成長しているようだ。秋には大きな球果が期待できる。
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