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アカネスミレ・5~有毛

 長池公園“ながいけの道”で見られる「アカネスミレ(茜菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で日本全土の低山や林縁に生育している。花茎には細かい毛がある。数年前まではここでたくさんのアカネスミレが見られたが年々個体数が減っている。里山地区の梅林では全く見られなくなった。長池公園のU園長さんによれば、アカネスミレはあまり栄養があり過ぎると減少するようで、落ち葉を搔き除いた赤土の裸地が良いようだ。ここでは落ち葉が大量に積もり栄養十分なのでアカネスミレにとっては住みにくい環境になりつつあるらしい。さてそのU園長さんがこの度定年を迎えられ園長を退任されることになった。今後は東京都立大学(牧野標本館)で東京都の植物分類に携わられるとのこと。今後益々のご活躍をお祈りしたい。
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オカスミレ・5~無毛

 小山田緑地の林内に生育している「オカスミレ(岡菫・丘菫)」。スミレ科スミレ属の多年草でアカネスミレの変種。アカネスミレと同じく側弁の基部は有毛だが距や花茎は無毛になる。スミレは多年草だがより住み易い場所を求めて生育場所を移動することが多いが、今年もここで見られて一安心。
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キモクレン

 南大沢の住宅地を走っていて見掛けた「キモクレン(黄木蓮)」。モクレン科モクレン属の落葉高木でアメリカ原産。「マグノリア・アクミナータ(Magnolia acuminata)」とも呼ばれている。このアクミナータとハクモクレンを交配させた園芸種の「エリザベス(Magnolia elizabeth)」かも知れない。
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