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ソメイヨシノ・6~高尾山頂

 晴れた日には高尾山頂の展望台から富士山が良く見える。思えば小学生の頃は校庭や近所の土手から富士山が見えて、どこに行ってもその方向を確認するのが身に付いていた。そんな富士山に初めて登ったのは53歳の時でその翌年にもう一度登った。富士山を見るたびにあの山頂の左端の剣が峰(3776m)に立った思い出がよみがえる。
 ところで2回の富士登山はバスで5合目まで行きそこからスタートだったので、後日、富士吉田の1合目から5合目までを登り合わせ技で10合目までが繋がった。それで完璧だと思っていたら、真の富士登山は標高0メートルの田子の浦からスタートしなければならないようだ。できることなら未踏区間の田子ノ浦から1合目までの約30キロを歩いてみたいが流石に今の歳となっては難しい。
 さて高尾山頂の広場には大きなヤマザクラがあるが展望台からも1本の桜が見える。残念ながら近づいて品種を確認できないが、ヤマザクラのような紫色の若葉が見えないのでこれは「ソメイヨシノ(染井吉野)」と判断した。
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ユウシュンラン・4~開花2

 ギンランより半月程度早く咲き始める「ユウシュンラン(祐舜蘭)」。ラン科キンラン属の多年草で草丈は5~10センチ。花柄の基部には苞葉があり葉は退化して小さくなっている。日本全土の薬用広葉樹林の林床に生育しているが個体数は少ない。ここでは10年前には20株以上あり大株も見られたが、年々減少し今は数株しか見られない。温暖化の影響は大きいと思われ特に昨夏の猛暑と少雨も生育環境が悪化したのだろう。今年も何とか確認できたが来年がどうなるか心配ではある。
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ヤエムグラ

 アカネ科ヤエムグラ属の「ヤエムグラ(八重葎)」。日本全土の山野や道端で普通に見られる一年草~越年草で草丈は30~60センチ。茎の節ごとに6~8枚の葉が輪生し茎には下向きのトゲがある。花期は5~6月で茎の先端や葉腋から花序を出し直径2ミリほどの黄緑色の花を咲かせる。
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