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ヤブザクラ・3~長池公園

 長池公園“築池”畔に生育している「ヤブザクラ(藪桜)」。バラ科サクラ属の落葉小高木でマメザクラエドヒガンとの自然交雑種と考えられており関東地方西南部、特に多摩丘陵に多く自生している。染色体はマメザクラからの16本とエドヒガンからの8本の合計24本になり3倍体のために種子はできない。下向きに咲く様子はマメザクラに似ており、萼筒の膨らみはエドヒガンに似ている。
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コシノコバイモ

 ユリ科バイモ属の「コシノコバイモ(越の小貝母)」。日本固有種で石川県~山形県の日本海側や中部地方の山地に分布している。草丈は10~15センチで3~4月に下向きの花をひとつ付ける。外花被片と内花被片は3枚ずつあり、内花被片の縁には毛のような小突起がある。
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ジャノヒゲ

 奥高尾“日影林道”で見掛けた「ジャノヒゲ(蛇の髭)」。キジカクシ科(←ユリ科)ジャノヒゲ属の常緑多年草で「リュウノヒゲ(竜の髭)」とも呼ばれている。初夏に花茎を伸ばし上部に総状花序を付け果実は冬に青く熟す。果皮は発達せずにすぐに脱落するため写真は果実ではなく種子になる。
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