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キバナノアマナ・2~開花

 ユリ科キバナノアマナ属の「キバナノアマナ(黄花の甘菜)」。中部地方~北海道の陽当たりの良い野山に分布する多年草で草丈は20~30センチ。4~5月に花茎の先に直径2~3センチの黄色い花を咲かせる。6枚の花被片は線状の長楕円形で雄蕊は6本ある。アマナはアマナ属で本種とは違う仲間。
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マメザクラ・3~開花

 バラ科サクラ属の「マメザクラ(豆桜)」。関東地方西南部や静岡県、山梨県、長野県などに分布する落葉小高木で日本固有種。富士山周辺や箱根などで多く見られるために「フジザクラ(富士桜)」や「ハコネザクラ(箱根桜)」とも呼ばれている。サクラの部類の中では花は小さく樹高もそれほど高くならない。花期は3~4月でソメイヨシノよりも早く咲き始める。
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クサボケ・2〜雄花

 小山内裏公園“鮎道”に生えている「クサボケ(草木瓜)」。バラ科ボケ属の落葉小低木で本州~九州の陽当たりの良い山地や丘陵地に分布している。地下茎を伸ばして横に拡がるためにしばしば群落を作る。花期は3~5月で直径3センチほどの朱赤色の5弁花を咲かせる。雌雄同株で両性花と雄花があり写真は雌蕊の花柱が見当たらないので雄花のようだ。株によっては雄花しか咲かないものや雌花しか咲かないものもあるらしい。
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