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ギンリョウソウ・5~絹の道

 菜種梅雨と言えば菜の花の盛期の3月下旬~4月上旬に掛けてだが今年はその後もなかなか晴天が続かない。しかし気温は20℃前後で過ごし易く地面の水分も多いので春の花はどんどん咲き進んでいる。そうなると気になるのがこの花。そろそろ咲く頃だと思って鑓水の“絹の道”を訪れると予想通り開花していた。「ギンリョウソウ(銀竜草)」はツツジ科(←ギンリョウソウ科・イチヤクソウ科)ギンリョウソウ属の多年性菌従属栄養植物で葉緑素を持たず外生菌根菌(他の植物の根と共生するカビの一種)を分解して栄養供給を受けている。
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クチナシグサ・12~生存

 堀之内沖ノ谷戸公園で見られる「クチナシグサ(梔子草)」。ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)クチナシグサ属の越年草でイネ科植物に寄生する半寄生植物。4~5月に直径7~8ミリの小さな花を咲かせ花後にクチナシに似た果実を稔らせる。クチナシグサは神出鬼没でなかなか定位置で見られない。ここでは数年前に発生し大群生になっていて公園管理者により保護されたお陰で株数は減ってしまったが今年も見られた。去年は松木公園や平沼城址公園でも見られたが今年はそこには出現していない。
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オオバキスミレ

 スミレ科スミレ属の「オオバキスミレ(大葉黄菫)」。日本固有種で北海道~中国地方の日本海側の山地に分布する多年草で太平洋側では自生は見られない。これは“城山かたくりの里”に植栽されているもので参考のために撮っておいた。
 さてこの日、帰ろうとして自転車で駐車場を出る時に当地の巨匠ブロガーらしき方がバイクの乗ろうとしていたので思い切って声を掛けたらまさにその方だった。城山や多摩地域の植物を熱心に観察され毎日ブログを更新されている。しばらく立ち話をしたが、御歳は83歳で私のブログも良く見ていただいているとのこと。大変光栄だった。これからも益々お元気で活動されることをお祈りしている。
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