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ツタウルシ・7~芽吹き

 ウルシ科ウルシ属の「ツタウルシ(蔦漆)」。日本全土の山地の落葉樹林内に生育する落葉つる性木本で雌雄異株。高木の幹などに絡みつき気根を出して這い上がっていく。写真は芽吹きの様子で葉は3出複葉になる。葉の下に見える粒々は雌花の蕾。
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ツメレンゲ・6~発芽

 ベンケイソウ科イワレンゲ属の「ツメレンゲ(爪蓮華)」。関東地方以西の陽当たりの良い岩場などに生育する多年草で晩秋に花茎を伸ばし白い小さな花を密に付ける。開花後は結実して微細な種子を零した後はその株は枯死する。種子は発芽してから開花するまで3年程度掛かるが、成長する途上で株の周りに子株を作って増える戦略も取っている。写真は実生の様子。幅はわずか1.5ミリほどの肉厚の子葉が2枚開いている。この子葉を見つけるのに石垣を10分くらい凝視していた。
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ソメイヨシノ・7~花筏の乗船客

 バラ科サクラ属の「ソメイヨシノ(染井吉野)」。パッと咲いてパッと散るのが日本人好みだが、その後も池や川に浮かぶ花筏を楽しむのもまた良い。その花筏を撮ろうとしたらそこには何と可愛い乗船客がいた。アベックのミズスマシ(水澄)がおわかりだろうか。
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