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タマゴケ・2~葉

 タマゴケ科タマゴケ属の「タマゴケ(玉蘚)」。山地の岩肌などで見られる蘚類で明るい緑色の葉が美しい。これを敷き詰めて寝転がってみたいが、ここでは直径20センチほどで枕にもならない。葉は長さ4~5ミリの披針形で放射状に拡がっている。葉は乾燥すると縮んでしまう。さてこの写真の中に“目玉おやじ(球形の蒴)”がいるがおわかりだろうか。
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ジュウモンジシダ・3~芽生え

 奥高尾の山道に多く生育している「ジュウモンジシダ(十文字羊歯)」。オシダ科イノデ属の常緑性シダ植物で写真は芽生えの様子。ジュウモンジシダの葉は長さ20~30センチになりその基部の“刀の鍔”の部分が横に拡がる特徴がある。大きな株はこの十文字形の刀が全体として輪を作るように成長する。
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ヤマネコノメソウ・2~果実

 堀之内地区の林縁に生育している「ヤマネコノメソウ(山猫の目草)」。ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で北海道~九州の山地のに分布している。早春に花弁の無い小さな花を咲かせ4~5月に果実が稔る。果実は蒴果で熟すと裂開して杯状に口を開ける。ヤマネコノメソウの葉は互生している。
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