goo

ホシザクラ・4~萼片

 バラ科サクラ属の「ホシザクラ(星桜)」。八王子市、町田市、多摩市の一部に生育している落葉小高木で萼片が直線で描いたような星形になることから名付けられている。同名の園芸品種が存在するために最近は「タマノホシザクラ(多摩の星桜)」と呼ばれるようになっている。マメザクラエドヒガンの自然交雑種と考えられており3倍体のために種子が出来ない。当地の公園などで挿し木による保存、株数増加が図られている。
コメント ( 10 ) | Trackback ( )

ケイオウザクラ

 バラ科サクラ属の「ケイオウザクラ(啓翁桜)」。昭和5年に良永啓太郎氏がシナミザクラとコヒガンザクラをもとに作り出したもので、作者の名に因んで命名された。3月上旬~中旬に淡紅色の花を多数咲かせるので、切り花などに良く利用されているようだ。これは東京都薬用植物園のもの。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )

フイリヒナスミレ・5~開花

 高尾山の登山道で見られる「フイリヒナスミレ(斑入り雛菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で葉脈に白い斑が入る。北海道~九州の主に太平洋側の山地に分布しており高尾山系ではヒナスミレとともに比較的多く見られるスミレ。草丈が低いので落ち葉に埋もれていることが多い。写真も少し落ち葉を掻き分けた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )