奥高尾の登山道脇に咲いている「アケボノシュスラン(曙繻子蘭)」。ラン科シュスラン属の常緑多年草で日本全土の落葉~常緑広葉樹林内に分布している。花期は9~10月で5~10センチの草丈に長さ1センチほどの筒状の花を数個横向きに咲かせる。ここでは毎年何株か盗掘被害に遭っているが今年も何とか数株咲いてくれた。
アカバナ科チョウジタデ属の「ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)」。熱帯アメリカ原産の一年草で1955年に愛媛県で確認され今では関東地方以西に分布している。葉は披針形で基部が茎に繋がりそのまま翼(=ヒレ)になる。タゴボウはチョウジタデの別名であり、ヒレタゴボウの名前の音感からはヒレタ+ゴボウと区切りたくなるが、ヒレ+タゴボウ、つまり“ヒレの付いたチョウジタデ”という意味になる。
浅川の河川敷で蔓を伸ばしている「ジャケツイバラ(蛇結茨)」。マメ科ジャケツイバラ属のつる性落葉木本で4〜6月に長さ25~30センチの直立する総状花序を出し鮮やかな黄色い花を咲かせる。秋は果実が熟して種子を出す季節だが、ここでは何故か鮮やかな黄色い花が咲いていた。猛暑の異常気象のためか返り咲きしたようだ。ソメイヨシノが咲いたというニュースも各地から聞こえている。