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セキヤノアキチョウジ・6~日影林道2

 奥高尾“日影林道”で咲いている「セキヤノアキチョウジ(関屋秋丁子)」。シソ科ヤマハッカ属の多年草で日本固有種。関東地方~中部地方の山地のやや木陰に分布している。9~10月に茎先や上部の葉腋から集散花序を出し長さ2センチほどの青紫色の筒状の花を咲かせる。関屋は関所の意味でこれは“箱根の関”を表している。同属のアキチョウジは岐阜県以西に分布しており当地には自生は無い。
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タウコギ・2~神明谷戸

 神明谷戸の水田で見られる「タウコギ(田五加木)」。キク科センダングサ属の一年草で日本全土に分布している。草丈は1メートルを超えるものもあるようだが、水田などでは刈られることが多くせいぜい30~40センチほど。頭花は全て筒状花から成り咲き初めは直径7~8ミリだが咲き進むにつれて直径2~3センチになる。頭花の下に放射状に拡がる総苞がありアメリカセンダングサに似ているが、タウコギの花はややくすんだ黄色になりまた茎はアメリカセンダングサよりも太い。
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キッコウハグマ・17~閉鎖花

 長沼公園“中尾根”で多く見られる「キッコウハグマ(亀甲白熊)」。キク科モミジハグマ属の多年草で本州~九州の山地のやや乾いた場所に分布している。草丈は10~30センチで5角形の葉が茎の下部にやや輪生状に付く。花期は9~11月で初秋には写真の閉鎖花を多数付け晩秋になると直径8~9ミリの開放花を咲かせる。
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