元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
タウコギ・2~神明谷戸
神明谷戸の水田で見られる「タウコギ(田五加木)」。キク科センダングサ属の一年草で日本全土に分布している。草丈は1メートルを超えるものもあるようだが、水田などでは刈られることが多くせいぜい30~40センチほど。頭花は全て筒状花から成り咲き初めは直径7~8ミリだが咲き進むにつれて直径2~3センチになる。頭花の下に放射状に拡がる総苞がありアメリカセンダングサに似ているが、タウコギの花はややくすんだ黄色になりまた茎はアメリカセンダングサよりも太い。
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キッコウハグマ・17~閉鎖花
長沼公園“中尾根”で多く見られる「キッコウハグマ(亀甲白熊)」。キク科モミジハグマ属の多年草で本州~九州の山地のやや乾いた場所に分布している。草丈は10~30センチで5角形の葉が茎の下部にやや輪生状に付く。花期は9~11月で初秋には写真の閉鎖花を多数付け晩秋になると直径8~9ミリの開放花を咲かせる。
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