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アキノノゲシ・3~日影林道

 奥高尾“日影林道”の道端に咲いている「アキノノゲシ(秋の野罌粟)」。キク科アキノノゲシ属の多年草で草丈は1メートルを超えるほどになる。秋に茎の上部に円錐花序を出し直径2センチほどの頭花を多数咲かせる。カントウヨメナやノコンギクなどの野菊は白色~淡青紫色だが本種は淡黄色になりひときわ目立つ。
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カワラノギク・6~1年目

 キク科シオン属の「カワラノギク(河原野菊)」。関東地方の相模川や鬼怒川など一部水系の砂礫地に分布する一稔性二年草で花期は10~11月。晩秋に種子が散布されるとその株は枯死し、種子は翌年の3~4月に発芽し1年目は写真のようなロゼットの状態で過ごす。2年目の秋に開花して種子を散布するというサイクルを繰り返す。一稔性植物は多年草にもあり、シシウドは発芽してから4〜5年目で開花し果実を稔らせて一生を終える。またタケの仲間は60年や120年掛けてやっと開花し種子を作ると枯れていく。これは羽村市の多摩川河川敷のもの。
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サワフタギ・5~果実2

 ハイノキ科ハイノキ属の「サワフタギ(沢塞木)」。日本全土の山野に分布する落葉低木で樹高は2~6メートル。5~6月に枝先に円錐花序を出し白い花を多数咲かせる。果実は核果で秋に藍色に熟す。果実が稔る様子がカマツカ(ウシコロシ)に似ていることから「ルリミノウシコロシ(瑠璃実牛殺し)」の別名がある。
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