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ベニイタドリ・2~浅川

 陵南公園付近の浅川沿いに生えている「ベニイタドリ(紅虎杖)」。タデ科ソバカズラ属(イタドリ属)の多年草で本州~九州の低山から亜高山・高山の砂礫地などに分布している。イタドリの変種で花や果実が赤くなる。雌雄異株で写真は雌株。花径は2~3ミリで果実は痩果で外側の3個の花被片が翼状に張り出す。
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ガマズミ・5~ガマズミミケフシ

 松木日向緑地(東京都立大学)の遊歩道に生育している「ガマズミ(鎌酸実・莢迷)」。ガマズミ科(←スイカズラ科)ガマズミ属の落葉低木で夏に純白の花を咲かせ秋に真っ赤な果実を稔らせる。ところがこの樹の果実はほとんどが直径1センチほどの毛むくじゃらの虫えい(虫こぶ)になっている。これは「ガマズミミケフシ(鎌酸実実毛五倍子)」でガマズミミケフシタマバエ(鎌酸実実毛五倍子玉蠅)が作ったもの。幼虫がこの中で越冬し翌年5月頃に羽化する。
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ヒメヨツバムグラ・3~果実

 東京都立大学キャンパスの歩道脇に生えている「ヒメヨツバムグラ(姫四葉葎)」。アカネ科ヤエムグラ属の多年草で本州~九州の陽当たりの良い山野に分布している。草丈は10~20センチで5~7月に直径1~1.2ミリの淡黄色の花を咲かせ果実は2分果になり各分果は直径1ミリほどの楕円形になる。表面には突起が密生している。
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