民主党にもの申す！？ Ⅰ

　政権とったら、道路特定財源の「暫定税率廃止」を行うようだが、当初の「高速道路無料化」は、最近”トーンダウン”して「一部無料化」になっているのはどうしたことか？
　道路特定財源は、「受益者負担」の素晴しい目的税なのに、一般財源化する事には断固反対である。道路の整備・維持に使わないのなら、暫定税率の廃止はもちろんの事、揮発油税・自動車重量税・軽油引取税・自動車取得税等そのものも廃止すべきであり、目的税を目的以外に使うのは「税の不公平」である。
　自民党では、暫定税率をそのままに一般財源化し、「ＥＴＣ１０００円乗り放題」でＥＴＣが普及したら、また元の料金に逆戻りである。すべてが、ＥＴＣ普及が目的の「乗り放題・割引」なのは、明白な事実である。暫定税率のまま、一般財源化され、高いガソリン代と高い高速料金を払わされるのはゴメンだ。定かではないが、暫定税率の分だけでも『２兆５千億円』以上あったような・・・？それを「高速道路無料化」２兆５千億円の財源とするのだ。「政権交代」が現実的になってきた今、百歩も二百歩も譲って一般財源化を認めよう。そして、暫定税率を払い続けても構わないから、『高速道路無料化』の公約を必ず実現するのだ！！無料化による経済効果が、２兆６千億円以上見込まれるというデータも出ているのだ。