浜岡原発以外は、安全性が確保されたと保安院がお墨付きを与え、早速「海江田経産相」が日本で一番危険だとされる玄海原発の立地自治体を訪問し、玄海原発再稼働を要請するという顛末は、福島第一原発事故が収束不可能な状態にあるにも拘らず、『原子力村』の圧力が働いているのだろう。
どっぷりとシャブ(補助金)漬けにされ、立地自治体の知事や町長さん達は容認せざるを得ないようだが、原発再稼働は立地自治体だけの問題ではない!
日本全体の問題なのだ!
再び、福島第一原発のような事故が起きれば日本は壊滅してしまうだろうが、これ以上処理できない「核のゴミ」を増やし、未来に負の遺産を残してはならない。
「高濃度放射性廃棄物」の最終処分場が決まってもいないし、六ヶ所村の再処理工場も稼働出来ず、既に「核燃料サイクル」は破綻しており、六ヶ所村も各原子力発電所の「使用済み核燃料」プールは満杯に近い。
だから、青森県むつ市に「使用済み核燃料中間貯蔵施設」を建設しているが、アメリカ同様に「使用済み核燃料中間貯蔵施設」を造り続けなければならないのだ。
「地球温暖化」の原因が、二酸化炭素排出とする信憑性も失われ、エネルギー政策の中に危険で制御できない『原子力』はもはや必要ない。
7月1日から「電力制限令」が発令されたが、これも原子力村の陰謀にほかならない。
電力量は充分に足りている!!!
ピーク時だけ、注意すればいい問題なのである。