トリチウム濃度10倍に=汚染水漏れタンク付近―福島第1(時事通信) - goo ニュース
東京電力は6日、福島第1原発で汚染水約300トンが漏れたタンク近くの観測用井戸で昨年12月29日に採取した水から、放射性物質のトリチウムが1リットル当たり34万ベクレル検出されたと発表した。前日採取分は同3万4000ベクレルで、10倍に急上昇した。
同30日から1月4日に採取された水は同37万~45万ベクレルで推移しており、東電は上昇の原因について「地下水の影響が考えられる」と話している。
昨年末、放射性ストロンチウムなどβ線を放出する放射性物質が、過去最大値の1リットルあたり210万ベクレル検出されたと東電から発表があった。
これは、タービン建屋東側の護岸の観測用井戸で、地下水が原子炉建屋に流入して1日約400トンの汚染水が海に向かって流出しているから、高濃度の放射性物質が検出されるのは仕方のない事なのだろう。
だが、今回の放射性物質のトリチウムが検出された観測用井戸は、漏れたタンク近くで原子炉建屋の西側である。
という事は、多核種除去設備(ALPS)で除去出来なかったトリチウムが上昇傾向にあるのは、地下水の影響というよりタンクからの汚染水漏れが継続していると考えたほうが妥当だと思うのだが・・・
東京電力は6日、福島第1原発で汚染水約300トンが漏れたタンク近くの観測用井戸で昨年12月29日に採取した水から、放射性物質のトリチウムが1リットル当たり34万ベクレル検出されたと発表した。前日採取分は同3万4000ベクレルで、10倍に急上昇した。
同30日から1月4日に採取された水は同37万~45万ベクレルで推移しており、東電は上昇の原因について「地下水の影響が考えられる」と話している。
昨年末、放射性ストロンチウムなどβ線を放出する放射性物質が、過去最大値の1リットルあたり210万ベクレル検出されたと東電から発表があった。
これは、タービン建屋東側の護岸の観測用井戸で、地下水が原子炉建屋に流入して1日約400トンの汚染水が海に向かって流出しているから、高濃度の放射性物質が検出されるのは仕方のない事なのだろう。
だが、今回の放射性物質のトリチウムが検出された観測用井戸は、漏れたタンク近くで原子炉建屋の西側である。
という事は、多核種除去設備(ALPS)で除去出来なかったトリチウムが上昇傾向にあるのは、地下水の影響というよりタンクからの汚染水漏れが継続していると考えたほうが妥当だと思うのだが・・・