時間を確認して投票に行こう！

期日前投票、過去最多の１３１９万人　前回の１．２４倍

　総務省は９日、参院選の期日前投票の投票者数について、公示日翌日の６月２３日から投票日２日前の８日までの１６日間で１３１９万７５６８人、全有権者の１２・３８％になったと発表した。２０１３年の前回参院選の同時期（１０６０万４８００人）の１・２４倍。過去最多だった前回最終日までの投票者数１２９４万９１７３人を上回った。

　投票者数は４７都道府県すべてで前回を上回った。前回比で増加率が最も高いのは青森県で１・６４倍。福井県と長野県１・４５倍、滋賀県１・４４倍だった。

　期日前投票は、国政選挙では０４年参院選から導入。総務省は投票者数の増加について、制度が定着したためとみる。また今回は、公示日が通常より１日前倒しされ、期日前投票の期間も１日延びた。期日前投票所の数が過去最多の全国５２９９カ所に増えたことも影響したとみている。

　１０日の投票時間は、原則として午前７時〜午後８時。ただ、約４万７９００カ所の投票所のうち３割強で終了時間が繰り上げとなっている。


　

　今回の参院選は、有権者の関心が高いから期日前投票が増えていると思っていたが、上のグラフを見ると逆に投票率が下がっている。

高知県では、高知新聞記者による有権者への質問で、改憲への「２/３」の意味を全く知らないと８３％の人が答えたようだ。

明日の投票日は、期待できないと言う事なのか？

あってはならないが、投票所の３割強で終了時間が繰り上がっているので、有権者は時間を確認して投票に行ってくださいとお願いするしかない。

明日が、日本の政治の分岐点になる事を祈りながら・・・