関電の異議認めず=高浜原発差し止め維持―大津地裁
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを命じた大津地裁の仮処分決定について、同地裁は12日、関電の異議を退ける決定を出した。山本善彦裁判長は「新規制基準に従って許可を受けたことで、安全性が確保されたとみることはできない」と判断した。関電は大阪高裁に保全抗告する方針。仮処分決定が取り消されない限り、関電は再稼働できない。
決定で山本裁判長は「立地を含めた安全性だけでなく、対策の見落としで過酷事故が生じる可能性を前提に、致命的な状態を避ける対策を講じることが必要だ」と指摘。「関電の説明の程度では、新規制基準が対策として十分とは言えない」と結論付けた。
山本裁判長は3月、「安全性の説明が不十分」と判断して住民らの申し立てを認め、運転差し止めを命じる仮処分決定を出した。稼働中の原発に停止を命じる初の司法判断で、関電は異議と同時に執行停止を申し立てたが、山本裁判長は6月17日に却下していた。
高浜3、4号機は新規制基準に基づく原子力規制委員会の審査に合格し、3号機は今年1月、4号機は2月に再稼働した。仮処分決定を受け、2基は停止している。
関電は「主張が理解されず誠に遺憾。速やかに不服申し立てを行い、安全性の主張・立証に全力を尽くす」とするコメントを発表した。
致命的な状態を避ける対策を講じなければ、原子力規制委員会の新規制基準の審査に合格しても、運転はさせないという裁判所の判断は素晴らしい。
鹿児島県新知事が、川内原発を停止するといって当選した。
既得権益の為だけに稼働する原発は、もう終わりにしようよ。
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを命じた大津地裁の仮処分決定について、同地裁は12日、関電の異議を退ける決定を出した。山本善彦裁判長は「新規制基準に従って許可を受けたことで、安全性が確保されたとみることはできない」と判断した。関電は大阪高裁に保全抗告する方針。仮処分決定が取り消されない限り、関電は再稼働できない。
決定で山本裁判長は「立地を含めた安全性だけでなく、対策の見落としで過酷事故が生じる可能性を前提に、致命的な状態を避ける対策を講じることが必要だ」と指摘。「関電の説明の程度では、新規制基準が対策として十分とは言えない」と結論付けた。
山本裁判長は3月、「安全性の説明が不十分」と判断して住民らの申し立てを認め、運転差し止めを命じる仮処分決定を出した。稼働中の原発に停止を命じる初の司法判断で、関電は異議と同時に執行停止を申し立てたが、山本裁判長は6月17日に却下していた。
高浜3、4号機は新規制基準に基づく原子力規制委員会の審査に合格し、3号機は今年1月、4号機は2月に再稼働した。仮処分決定を受け、2基は停止している。
関電は「主張が理解されず誠に遺憾。速やかに不服申し立てを行い、安全性の主張・立証に全力を尽くす」とするコメントを発表した。
致命的な状態を避ける対策を講じなければ、原子力規制委員会の新規制基準の審査に合格しても、運転はさせないという裁判所の判断は素晴らしい。
鹿児島県新知事が、川内原発を停止するといって当選した。
既得権益の為だけに稼働する原発は、もう終わりにしようよ。