佐川国税庁長官が引責辞任…答弁で国会に混乱
学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題を巡り、前財務省理財局長の佐川 宣寿 のぶひさ・国税庁長官(60)が9日、辞任した。
理財局長当時の売却問題に関する答弁により国会に混乱が生じたことなどへの責任を取った。ただ、決裁文書の書き換え疑惑は解明されないままで、野党は反発している。政府は引き続き苦しい対応を迫られそうだ。
朝日新聞が報じた土地売却に関する決裁文書の書き換え疑惑について、佐川氏は9日、財務省内で記者団に、国会の混乱に加え、「決裁文書提出時の担当局長だった責任を取る」と述べた。
辞任は佐川氏が麻生財務相に申し出て、9日の政府の持ち回り閣議で了承された。佐川氏は、辞任に先立ち、国有財産行政への信頼を損なったとして、減給20%(3か月間)の懲戒処分が科され、その分、退職金が減額される。後任は置かず、当面、藤井 健志 たけし・国税庁次長が代行する。
決算文書改ざん疑惑が出て、近財職員が自殺してしまった。
これを受けて、佐川国税庁長官は 理財局長当時の責任を取って辞任をしたが、懲戒処分が科されたうえにこの後の動向次第では更なる処分があると麻生財務相が言ったいた。
つまり、全責任は佐川氏にあると言いたいようだ。
正に、トカゲの尻尾切りである。
だが、自民党の森山国対委員長は記者から「トカゲの尻尾切り」ではと質問され、「佐川氏はトカゲの頭なのでは?」と真顔で答えていた。
政府与党は、これで森友問題の幕引きを図りたいようだが、そうはいかない情勢になってきている。
学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題を巡り、前財務省理財局長の佐川 宣寿 のぶひさ・国税庁長官(60)が9日、辞任した。
理財局長当時の売却問題に関する答弁により国会に混乱が生じたことなどへの責任を取った。ただ、決裁文書の書き換え疑惑は解明されないままで、野党は反発している。政府は引き続き苦しい対応を迫られそうだ。
朝日新聞が報じた土地売却に関する決裁文書の書き換え疑惑について、佐川氏は9日、財務省内で記者団に、国会の混乱に加え、「決裁文書提出時の担当局長だった責任を取る」と述べた。
辞任は佐川氏が麻生財務相に申し出て、9日の政府の持ち回り閣議で了承された。佐川氏は、辞任に先立ち、国有財産行政への信頼を損なったとして、減給20%(3か月間)の懲戒処分が科され、その分、退職金が減額される。後任は置かず、当面、藤井 健志 たけし・国税庁次長が代行する。
決算文書改ざん疑惑が出て、近財職員が自殺してしまった。
これを受けて、佐川国税庁長官は 理財局長当時の責任を取って辞任をしたが、懲戒処分が科されたうえにこの後の動向次第では更なる処分があると麻生財務相が言ったいた。
つまり、全責任は佐川氏にあると言いたいようだ。
正に、トカゲの尻尾切りである。
だが、自民党の森山国対委員長は記者から「トカゲの尻尾切り」ではと質問され、「佐川氏はトカゲの頭なのでは?」と真顔で答えていた。
政府与党は、これで森友問題の幕引きを図りたいようだが、そうはいかない情勢になってきている。