誰も止めなかったのか？

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岸田文雄首相がウクライナ訪問時、地元・広島の名産品「必勝しゃもじ」をゼレンスキー大統領に贈ったことについて、立憲民主党は２４日の参院予算委員会で「不適切だ」と追及した。首相は「外交慣例で地元のお土産を持って行くのはよくある」と反論した。

　しゃもじは「敵を召し（飯）取る」との意味が込められた必勝祈願の縁起物。広島から日清、日露戦争に出征した兵士が厳島神社に奉納したとの逸話もある。

　参院予算委で、立民の石垣のりこ氏は「選挙やスポーツではない。日本がやるべきは、いかに和平を行うかだ」と批判。首相は「祖国や自由を守るために戦う努力に敬意を表し、ウクライナ支援をしっかり行いたい」と理解を求めた。

　立民の泉健太代表は記者会見で「緊迫した外交の中で違和感が拭えない。緊張感のなさを露呈した」と酷評。日本維新の会の馬場伸幸代表も「ノーセンスでお気楽過ぎる」と断じた。

　政府の中にも、自民党の中にも、「必勝しゃもじ」が批判を浴びると考えられる人がいなかったようだ。

　こんな輩が、この日本を動かしていると思うと怒りが込み上げてくる。

　残念なことに、政権交代は選挙でしか出来ないというのは歯痒いが、れいわ新選組を世間にひろめることは出来る。