社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
書いています。

歴史模擬授業も展開中♪

暗記方法についてのマンガ第2回 「都道府県名の暗記方法」

2024年06月10日 16時00分00秒 | 歴史勉強アドバイスまんが
みなさま、本日もありがとうございます。

前回に引き続いて、暗記方法についての
漫画をアップいたします。

架空の先生と生徒さんのやりとりを通して
「一人で」「黙々と」勉強する方法を
話すマンガです。

第2回「都道府県の暗記方法」









社会の本格的な勉強を始めるときに
最初に多くの生徒さんがつまづくのが
都道府県名を覚えることです。


そのため、小さいころに
都道府県パズルでいつのまにか
遊んで覚える、とか、
歌や踊って覚えさせる、という
方法を大人から提供されることもあります。

多くの人には喜ばれる方法でも、
私にはそれは苦痛でした。

相手の善意が私には苦痛。
だけど、それを苦痛と感じるのが
相手に悪くて言えず、
ひたすらがんばって覚えようと
相手の期待に応えようと努力し
できない日々。
劣等感と罪悪感で苦しい
幼年時代でした。


できないことが苦しいんじゃない。 
相手の善意に応えられないのが
苦しかった。


覚えられない理由なのですが

私は
「覚える」という作業をしよう!
と思うから覚えられるわけで、

パズルはパズルをしよう、
歌や踊りは歌おう、踊ろうと
思わないと、私はできませんでした。
(娘も同様。一定数、そういう1つのことには1つのことしかできない子はいます。)



なので、小さいころには
都道府県を覚えるなら覚えることに
こしたことはないだろうけど
小5までは、都道府県は覚えてなくても
大丈夫だと言いたいです。
 

早期教育は合う子には合う。
でも合わないからといって
一生、勉強ができないわけじゃない。 

「暗記」というのを「苦痛」「ストレス」と
感じるタイプの人なら
みんなと話し合って、遊びながら覚える、
とか、
小さいうちになんとなく覚えてしまう、
というのが有効な手段の1つかな?と
思いますが

「暗記」をめんどくさいと思いつつも
「楽しい」と感じる人、
つまり「情報整理」なにかをまとめること、
が楽しいと一瞬でも感じる人だったら

都道府県の暗記は
しなきゃいけないときに
逃げずに真正面から
覚える行為そのものを
楽しんじゃえば
良いんですよ。

暗記を楽しむことに
罪悪感を抱く必要はありません。
相手に遠慮しなくても良いのです。


他の人が苦痛だと感じる方法のものを
地味にコツコツ楽しんだ方が
人生楽しいだろうなぁ、と。


私は暗記行為そのものを
楽しいと思ってて
それを、つまらないもの、苦痛なもの、
という価値観のもと、
別のもの(ゲームや歌、集団の話し合い)
ブレンドした方法でされることで
頭がパニックになってしまったのです。

ただ、地味に一人で暗記するにも
ある程度のポイントがわからないと
暗記できないと思うんですよね。


今回はそれについて描きました。


少しでもお役に立てれば幸いです。