上記3枚は、イタリアの焙煎所です。入ってはいけないところもドンドン入ります。わざわざ日本から来たといえば、大概はOKです。
◆本日も焙煎教室でしたが、始めてすぐに晴れ間が見てて、あわてて全部の生豆を洗い、干し何とか間に合いました。
この【場】に、皆さま遠方よりお越し頂き、その熱意に何とか応えることが出来たと思います。
今日の方は、九州からです。お疲れさまでした。
焙煎講座ですから、焙煎をマスターするのが目的です。 美味しい焙煎豆を製造する為に一番必要なモノは、美味しい生豆仕入れる以外にありません。キロ600円の生豆を名人が煎れば、1200円を凌ぐものが出来ることは決してありません。
大体、名人なんて存在する世界ではありません。作業員に過ぎません。大手工場は一度に何百キロも煎ろうとも、それほどの経験がいるわけではありません。
ろくでもないアホ情報で「迷人」が多いだけです。
本日の当焙煎講座の眼目の所在です。
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◆全12倍煎過程(全て別銘柄)において、ハゼ温度は同じであります。(±1)と表記しますが、ほとんど同じです。(ほとんど2ハゼは聞かないけれど直前と理解下さい)若干のブレは、操作ミスなどが原因。
1ハゼ 171度(±1)
2ハゼ 192度(±1)
◆ボトム温度も103度前後(前後と表記したのは、休憩、イタリアンロースト、2ハゼ入りなどを駆使の為)
◆ダンパー固定です。
◆焙煎時間はR-101で12分30秒前後、従いまして同じプロフィールで煎るR-103ですと、つまり15分なります。
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これが当り前の普通の焙煎です。 世界の標準の焙煎です。
「蒸らし?」「中点?」「ニュートラルから半絞り」「1ハゼ後にダンパー-・・」は一切ありません。
ダンパー操作なんて意味はありません。もし他の教室で「ある」と言うなら具体的にメモを取り、直後に同じ焙煎で「操作のない」もの比べて貰うのが当然なのです。その操作の「意味」と、変化の過程、結果の検証を必ずして下さい。
「職人の勘」「長年の経験」なんて言われたらその場で「だから、それを教えてもらいに来たのだ」と抗議するべきです。
あなたは自慢話を聞きに来たのではないのです。
警察には捕まりますが焙煎機をハンマーで叩き壊しても仕方ないですな。
あなたは現実に其の為にお金を支払っているのです。しかし、現実にはそういう教室が多いのです、ディスカバリーでやってる教室もるのです。(コワっ)
焙煎機を2台並べ、先生と生徒が同じ操作すれば、全く同じ焙煎豆が出来ます。だからこれはただの単純作業なのです。
作業以外にの何モノでもありません。
お金を頂いている以上、必ず質問に答える義務はあるのです。
「蒸らし」なんて出来ません。シュウマイ作ってるわけではないです。
そういう意味で言ってるのではないという方が多いですが、じゃあ「蒸らし」なんて言葉を絶対に使うべきではない。他人を「迷わす」だけで何の意味があるのだ。
「中点」なんて言葉は知りません。中華点心ですか?
「ダンパーの操作法の妙技」も出来ません。教えてほしい、誰か本にして下さい。
説明出来もしないことを、妙なカタカナで誤魔化すことも出来ません。
少なくとも、自分で珈琲焙煎士なんて有りもしない資格を名乗るなら、その焙煎士の焙煎方法は本に出来る筈です。(きっと職業上の秘密なのでしょうね、きっと)
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どこの産地を焙煎しようと、何十焙煎しようと同じ温度で1ハゼ、2ハゼが来ます。理由は安定した焙煎機の状態だからです。これが判っていれば、別に焙煎機が安定しなくても焙煎出来ます。
安定しない最大の理由は、ダンパーを操作するからです。
火力を弄り、ダンパーを弄り安定するわけがありません。そういうことを屁理屈こねてても、空調設備士がその記事読むと「大笑い」する内容が殆どです。
プロバットにはダンパーが無い。 日本は独自の焙煎(1キロで500gいるとか)するからダンパーが要るなんて、判ったような説明があるが違う。焙煎機が安定しているか?どうかが問題なのだ。
あちこち世界の焙煎所を行ってはいるが、湿度計・気圧計なんて見たこともないぞ!!
焙煎とは焼くことだ。排気量で調整なんて出来ない
自動車でアクセルでなく、エキパイで出力調整するようなものだ、勿論これは詭弁だ。
「中点」なんて言葉使ってる限り貴方は、焙煎は判らない。
多くの人は「個別の対処方法」を「焙煎方法」と思ってるだけなのです。
「ボトム温度」「ボトム」なら誰でも判る