表題の通りです。 焙煎はただの作業です。必要なのは、豆に対する観察力と、焙煎を切り上げる決断力です。
それ以外は一切必要ありません。
屁理屈一切必要ありません。
「中点まで排気ダンパーを閉めぎみで蒸らし、1ハゼまでニュートラルで、その後、1段開けて・・・・・」
赤字の箇所、大笑いです。 中点、蒸らし、ニュートラル、一段開けて、という箇所、アホです。プロはやってません。
現行のR-101をお使いの皆様は当然お判りだと思いますが、このR-101は風量が強く関西では2段目でもう行ってしまいますから、ニュートラルなんて追いかけることもできません。
そもそもニュートラルって、意味はなんですか?
こんな焙煎をしているから、コンピューターにデータ重ねて、その豆の特徴を解析しようなんて考えます。
プロフィールを替えてみても、せいぜい今使ってる上昇線の多少上と下、2本しか書けないでしょう。
深煎りなんてものは誰でも出来ますし、浅煎りもそれ以上に簡単です。超浅煎りなんていいながら、最初に電子レンジに入れている人も多い(絶対に内緒にしてくださいネ)、それとインドモンスーンの浅煎りも大笑い。
「ACID」を直訳したら「酸味」って訳したことは半分正解ですが、
アラビカ種の特徴は「酸味」と「香り」です。全て。
「すっぱ~~い」不味いコーヒーを飲めるようなるのが通ではありません。【通】とは一番騙されやすい人達です。
自分を持ってる人は決して騙されません。
常に英国に憧れるアメリカ人が伝統の紅茶ブレンダーの真似がカッピングだと思えば、そんなものに一生懸命になって講習代、試験代、免状代を健気に支払うひとは鴨ネギです。
カッピングというゲームに過ぎません。
もっと、どこか世の中の本質的な「しくみ」を判らないと、若い人は騙され続けます。
焙煎講座に参加される半数は、既に開業されている方々、皆さん判を押したように同じ会社から生豆を仕入れてます。見事にSEOの罠に引っかかりです。
V60なんて単純な仕組みさえも理解出来ないで信じている。
素人のカフェ雑誌を読んで、プロが信じてどうします?
エスプレッソで言えば、最低ランクの大会公式フィルターを「最高」だと思っているから、大笑いです。。
さて、私は、焙煎講座で基準を教えています。
焙煎の基準はそこしかありません。
2ハゼを聞いてはもう遅い。
2ハゼが「パチン」と鳴ったら出して「2ハゼ直前」と言い張って自分を騙す人も多いです。
(何故なら1個鳴っただけだから・・)大笑いです。
ダンパー弄って、スプーン口に風力計を当て屁理屈言っても、当焙煎講座を受けられた方には、絶対に追いつけはしません。
単純です。その人には焙煎の基本がないからです。
柔道で言えば「受身」を練習せず、体に覚えさせないで「技」の研究している外国人のようまものです。
焙煎中にダンパー弄った時点で、その人の力量はもう判ります。
そんな先生に教えて貰ったら、一生ダメダメですね。救いは「双方が自らの稚拙さに気が付いてない」ことです。
ある意味で とっても幸せです。が
コーヒー焙煎に必要なのは、観察力と決断力です。
理屈と操作技術だと思ってる人は8割です。 それだったら本を読めば出来る筈です。
今日も懸命に「排気ダンパー」を弄ってるアナタ、その根拠になる理論を私に説明してください。
当り前ですが、「排気ダンパー」弄ると瞬時に温度が変わります。ひょっとして、それが本当の温度変化だと思ってますか?(笑) ずっと、その動きが続きますか?
チャンチャラ可笑しいです。
もう、チャンチャラ可笑しいです。