■ デュアル・ボイラー
■ マルチ・ボイラー
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この二つは、同じように思えますが、
全く意味が違います。全く違います。
つまり、根本的に考えている出発点が全く違います。天と地、月とスッポン以上に違います。だから当然役割が違います。
物を買う時その意味を知らなければなりません。その為に多少は勉強しないと騙されることになります。
当然ですか、今、このブログを読んで多少でも理解出来たと思うのですが、今まで、これさえも判ってないバリスタが殆どです。そいつ等が偉そうに戯言(たわごと)抜かしてるのが日本の現状なのです。大笑なことを書いてます。
発表される新製品の中には、全く大笑いのモノもあります。また、凄くよく出来ているが高価過ぎるものもあります。或いは、全く試作の段階の失敗作を売ってるものもあります。出してるエスプレッソが「酸っぱいやつ」ですから、まあどうでもいいです。
さて、当座です。
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■シングルボイラー
イタリア国内のように朝のピークには、一体1分間で何杯だすのという時に必要なのは、このシングルボイラーの容量です。これで決まります。
だから、殆どのメーカーではシングルボイラーです。壊れませんし。この思想が判る人が真のバリスタですね。
■デュアル・ボイラー
これも1分間にカフェ・ラテが何杯も出来るチェーン店なら、ひょっとして必要っていう程度です。一つはスチーム用というだけの故障率は2倍かもね。これは高度なことは何もありません。出来もしません。
しくみは、ボイラーを2個に分けただけで、
■マルチ・ボイラー
これはデュアル・ボイラーとは、概念が全く違います。考えている出発点も次元も大きく違う。コンピューターを使った高度なプログラム制御で、例えば3連のヘッド、それぞれ各ヘッドどとに違った抽出温度や出し方、量などを幾通りも設定記憶したり、営業ピーク時間でターボ加熱、休みの時間は省エネ運転など、とても使いこなせない機能が余裕で入ってるマシンです。
エスプレッソの本来の味を追求する人には向いてますが、
「スッパプレッソ」で出してる人には調節する意味もは全く理解できない高級マシンです。
ダラコルテのスーパーミニは1連シングル機ですが上に述べたマルチの個別ヘッドを使ったもので、その制御は温度だけですが、普通のPIDとは制御場所が違いますから、追随性が良いです。
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考え方として重要なこと、イタリアではマシンをOFFにしません。ずっと24時間電源を入れっぱなしです。本来はこれが正統です。
営業時間中は、1分間に何杯もバンバン抽出しますので
本当の性能が要求されます。
ボイラー容量が一番重要だということです。これが基本です。
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ここまでが理解できれば、ほとんどOKです。 あなたのお近くのバリスタさんに聞いてみてください。