プロバットは世界の標準機として君臨していますね。全くクセがなく焙煎がし易いマシンです。誰もが買ってスグに素晴らしい焙煎が出来るのです。
(まともな感性していればね・・・)
だったら焙煎講習の必要性はないんじゃないか?と・・・
実際、プロバットはすることがないので眠たくなります。
語るものは特にありません。良い意味で機械まかせです。
この高性能だから自動運転も可能です、事実今年から自動化ソフトも組み込まれるようです。
反面、プロバット使ってる焙煎者の視点では国産のフジローヤルは「ダメ」だという判断がありますが、それは彼等には難しくて出来ないのです。
彼等にはR-101の1キロ機でさえ、まともに扱えないと思います。
それでは、これから焙煎業をされるであろう初心者の方が彼等に相談すると間違った方向に誘導されます。(笑)
何度も書きますが、高級機の方が焙煎の技術レベルは要求されません。
それも良いことですが、当プロバット講座ではもっと基本の部分を押さえます。そのギャップの中にコーヒー焙煎のコアな部分があると思っております。
中々読んでるだけでは理解出来ないと思います。
R-101でも常時1キロで焙煎してる人と、「出来ない」という人の差は一体何でしょうか?
その人にとっては、それが「真実」なのです。
その差は同じマシンですから「使い方」以外にないのです。
プロバットには「焙煎用」の排気ダンパーは付いてません、(これが世界の常識)で、これから事業が発展し将来はコレにしようと思ってる人が、「排気ダンパー」を操作している人に師事すると確実に間違った焙煎を教えられることになります。
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ここで、もう一題
独立排気についてです。
もちろん、ご存知のように、PROBATは独立しています。世界中の多くの焙煎機(ほとんど)は独立で排気装備しています。
サイクロンは焙煎用だけです。
プロバットもそうです。 冷却側にサイクロンは必要ありません。
フジローヤルのRシリーズは基本、独立してませんが、私はこれは素晴らしい設計だと思います。
それを独立排気にする「意味」は見当たりません。
たとえ、したとしてもサイクロンは必要ありません。