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サンタ🎅の死を通して

2022-12-24 | ◆日記・エッセイ・コラム





昔、昔の話である。実家が商売していた関係で、このクリスマスの時期には問屋筋から幾つもクリスマスケーキが来たものである。
今の生クリームではない。バタークリームと呼んでいたと思う。長持ちしますから、22日~どんどん来るわけです。はい

子供頃は、ケーキの飾りのサンタクロース姿の蝋燭とウェハースの家が目当てであった。 そして幾日が過ぎ、こっそりと、そのサンタ達を並べて火を灯す時が来る。

サンタは頭から溶け始めて、顔も流れ落頃には、サンタには見えない。
「さよなら」である。

この時に、私は人生の無常を知った。
サンタは孤独である。孤独死。
哀愁がある。

「哀愁のサンタクロース」という歌を作りたいくらいだ。

ウェハースの「家」は全く不味かった記憶がある。
その頃の円盤の板チョコもすこぶる不味かった。

おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな  芭蕉

である。無常である。

面白い(趣がある)という景色は、その実、紙一重で悲しいことだと。ここに日本的な情緒がある。
まあ、私は芭蕉翁の生まれ変わりかも?
同じ三重県人だしな。

きっとアンタもそう思うだろう。サンタ?

芭蕉は字名は「宗房」である。
【房】も共通だし。

但し、発句の「行く春や」は
私なら「行く春も」で違う句を繋ぐ、自由律になるな。

【ディランに風は流れ旅】

かな?
まあ、長調と短調の違いやね。




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