多くの方々へ・・・・・、日頃、遠方より、一日プロ焙煎講習受講ありがとうございます。心より感謝です。
と同時に心より「エール」を送らさせて頂きます。
教えることは、教えられることでもあります。
初めて焙煎する方は、
初めて自動車学校に来た生徒さんと同じです。運転免許がない、その経験がないのに
レーシングドライバーのブログを読み、アンダーステア、タックイン、ヒール&トゥ、ブースト圧、タイヤ温度だ。と詳しく調べても、或いは教習車のトヨタ・クラウンの取扱説明書を手に入れて読破しても意味はないのはご理解できると思います。
クラッチの「しくみ」を教えずに、クラッチ操作を教習しても理解はスゴク遠いですね。
それと同じです。
当店以外に、焙煎機を分解して中側を見せる教室はありません。
この教室の目的は、コーヒー焙煎は誰でも出来る。そしてプロはそれに+連続焙煎などの技術ですね。
「その日の湿度・気温で焙煎が変わる」なんていう、ノーマルベンツにAMGのバッジを付けるようなハッタリを言う人が多過ぎますね。
http://blog.goo.ne.jp/cafe987/d/20150504
そういう人は具体的に数字で教えて下さいとお願いすると、「そこが勘なんだよ」と必ず言います。よ~く観察してください(自分でも判っていないのです)。どんな世界でも本物はそんな事は言いません。
若いCAFEを目指す人はどうか騙されないようにしてくださいね。「この豆はウチしか手に入らない」とくれば・・・・・・もう大笑いです。
自分自身に確たる自信がないと、或いは自分で検証しないと他の人の意見ばかり求めます。豆なんて100キロ無駄にしてもいいのでです。そうしないと結局迷路に入り込みます。
ただ、豆を美味しく焼くだけです。
頭の中で焙煎する人が多過ぎます。
大丈夫です、この講座で必ず自信を持って頂けます。
プロ焙煎は、文字通り、それを「生業」にされる方向けの講座ですから、我々も常にその責任を感じてます。否、感じなければなりません。
コーヒー焙煎機の販売も、ただ機械を売るだけではないのです。
形にならない、何かをお伝え出来れば幸甚です。
日本国内、北から南までLCCを使っても来る価値があると思います。最寄りの駅まではお迎えに参ります。(本当かな?)