■今日は数字は書きません。ペーパードリップについてです。
数字で表せば、それが全てのように思いがちで、反対に数字で表せない部分は勘だ・職人ワザだと言われてしまいますが(上手く表わすことが出来ないだけです)
同じように、頭では判っているようでも、実技として違ってる場合も多いのが、ドリップ・コーヒーの抽出です。そうは言っても決して難しいことはありません。自転車と同じ一度乗れれば、ずっと一生乗れます。
経験やコツ、勘も殆ど要りません。だからペーパードリップは世界中で使われています。
絶対に必要なのは【温度計】だけです。台所を探して下さい。
昨夜の教室ではカフェ・ヴィーノが上手く淹れれないというご相談でした。
最初の蒸らしが完全でない、その蒸らし後の最初の注ぎで凝縮した美味さを抽出してないのが原因でした。
【対処】
逆円錐を形のドリッパ-内の全ての豆にお湯が行き渡るように、蒸らしてください。ここでお湯の量が少ない人が多いです。(濡れてない)
少しサーバーに落ちても、落ちないよりは良い。そして最初の一湯目で「美味しさ」を凝縮させて落します。
膨らまそうとすれば何処までも膨らみますが、後を考えて程ほど、大きくても500円硬貨までの大きさの範囲で、丁寧に、豆のスグ上からそっと・・・・
簡単です。
練習は必要です。そして2人前の方が上手く行きます。
一日一回の飲むときだけは練習と言えません。上達は遅い。
一度に10回検証すれば出来るのです。趣味の世界ですからロスります。そこを遊べない人は何をしても趣味の世界では泳げないと思いますが、如何でしょうか?