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A【銀杏煎りで手焙煎】
「銀杏煎り」を存知ででしょうか? あのギンナンをコンロの上でシャカシャカするヤツです。
コーヒー豆もこれで煎れます。(手焙煎です) 但し 熱効率が非常に悪い、手が疲れます。時間のロスも多い
決定的に、あまり膨らみません。(熱が均一には当たらないからです。)
B【手動を電動に変え、囲うことで熱効率も上げました。】
全ての効率が悪いので、モーターを使い自動で回転するようになり、エンジーの無駄なので、鉄板で囲い熱い空気を有効に使う。
もし、ガス圧計、温度計などの計器をつければ立派なCと変わらぬ焙煎機です。
だから自作されている方も沢山いるのです。単純な作業の自動化です。
それも立派な焙煎機です。
C【容量UPと作業の効率化(冷却装置追加)】
これが我々、今のマイクロ・ロースターです。10キロ以下
マイクロ・ロースターの利点は、オンデマンドローストですね
少量焙煎で、いつでも新鮮な焙煎豆を届けることが出来ますね。
販売量が多くなると100キロ、200キロ、500キロと大きくなってゆきます。
D【更なる効率化と焙煎容量の拡大】 数百キロを一度に煎れます。
図体は大きくなっても、基本原理は同じです、軽自動車がダンプカーになったようなものです。
熱風式焙煎によりエナジー高効率化がおり進んでます。
ここまで本格的な工場設備ですね。
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コーヒー焙煎機の歴史を本当に語ってるサイトは無かったです。が
現フジローヤルの社長が東大かどこかの講義で配布した資料が手元にあり、海外の変遷をキチンと解説してあります。
要は、焙煎は産業革命を転換期として、コークスなどの燃料での高温焙煎で大変危険な作業だったものが
ガス・バーナーの発明により、現在の低温焙煎に変わったのです。
機械の原理は同じですので・・ それほど発達したわけでもありません。
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鳥は初めてみた鳥を「親」と思い込むように、間違った概念を最初に受けるとずっと影響されます。
何年も研究して努力した結果が、結局、御破算にして最初に戻ってたという人は多い。
初めて出会ったロースターの(実際であれ、ネット上であれ)焙煎理論のようなものを、本当なんだと思い込むのでしょうか?
どうして、C 小型ロースターだけが、その日の温度、湿度、気圧によって焙煎が変わるなんて言い出す人が出てきたのでしょうか?
A,B、Cも大気圧です。
大型焙煎機では作った熱風を再循環などしながら、より効率UPを目指してます。
C 小型ロースターの高級版は、自動化が進んでます。
どうして自動化できるかというと、ただの作業だからです。
勘仕事でも、職人ワザなどではないからです。
もし、その日の天候で変わる程難しいのなら、プログラムは組めません。
しかし、最後判断は微妙で目で確認するのです。
「焙煎は水分を抜くんだ」なんて言っても・・・反対に、冷却時にに水を噴射するところもあります。
サンマ焼くことは、サンマの水分をぬくことですか?
焼くは、焼くです。
「水分を抜く」なんてタワ事抜かしながら、半熱風か直火がどちらがいいか議論していたり・・・。
インドモンスーンは殆ど水分がありません。どうするんでしょう?笑
まあ要するに、こちょこちょ操作するのは、信号で止まってる暴走族がアクセルをあおってるようなものです。
A、B、C、Dと順当に進化する中で、どうしてもCだけが特別に難しい職人ワザが必要でなのでしょうか?
その豆の水分、気温、気圧、湿度で変わるなら、その具体例(操作)を示すことだ。
水分計も持ってない人が豆の水分を14%まで抜くんですよ。と言う。アホか?
そういう人の焙煎機にはきっと、気圧計や温度、湿度に適応するインプットをする何か特別なデバイスでも付いているのでしょう。
宣伝文句として色々な事言うのは自由ですが、同じ立場に立とうという、いわば後輩には許されません。
焙煎はただの単純作業です。
同じ焙煎機2台並べて同時に焙煎すればスグ判るでしょう。それを1週間続けますか?
ダンパーは通常、半分5段階も使わない、それで日本の四季、湿度10%から100%の90段階をどう処理するのでしょうか?一年通せばやってることは嘘八百なことは判る。
2,3日なら素人を騙せるのです。
焙煎を決めるのは、生豆の品質である。これが60%。
違うというなら私のブラジルをマンデリンにして下さい。キリマンでもいいです。
何度も申し上げでますが
コーヒー焙煎において「何%まで水分を抜くなんて」概念は捨てて下さい。何%まで抜けるか、現在%もわからないのです。焙煎中も勿論判らない。
「さけど・・・」なんて言う人は、一番怪しい、「されど」と言うけれど、その中味はいつも【秘密】だからです。
何年も修行させられた挙句、「機械それぞれのクセで焙煎は違うんだよ!!!」ともう、 ふざけるな~~~~です。
どうか、これからコーヒー焙煎を始める若いCAFEの「オーナー」はそういうハメに陥らないようにして下さい。御用心を・・・
これから、次々と焙煎店が出来ます。変な道に迷ってると終わってしまいます。
毎日焙煎がブレるのは、煙突がショボイからです。逆風に影響されまくりなだけです。
コーヒー焙煎は低温ですから、上昇気流が発生しにくい上に一重煙突ですから・・。
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珈琲一日焙煎教室
本当の「焙煎教室」です。
嘘、ハッタリ、神秘性、職人魂、一切ありません。
遊びなら何をやってもいいでしょう。
けれど、これから商売をされる方には、頑張って頂かねばなりません。
この価格は商売でないのは、受けていただいた方は理解されるでしょう。
コーヒー焙煎は一日でマスター出来ます、必ず自信がつきます。
お待ちしています。後悔はさせませんぜ!
090-3935-7777
0594-31-9874 (くわなし、苦は無し)
cafe987 毛利まで
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「水分を抜く」なんていう親鳥を見てしまった方は一切お断りです。勝手にして下さい。
縁無き衆生は度し難し