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エスプレッソのことなど・・・

2016-06-03 | ◇エスプレッソマシンのしくみ

[下記:外部リンク]

 

http://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/milano/restaurant/?sub_category=cafe

 

いかに「投稿サイト」があてにならないか?

「ミラノ カフェ」で検索してみました。詰まるところ「地球の歩き方」レベルの「自分の行ったところが素敵」というレベルです。

上記の順位の第二位は、イタリアで珍しくエスプレッソマシンで出してませんから、クレマも一切ないです。パーコレーターのようなもので抽出です。

駅中の忙しい店ですから客層は通勤客と観光客はほとんど、広い場所を提供されてますから、疲れた時に一服という感じが出来る。私もよく行きました。コーヒーはイタリアでも最低レベルです。ここで人々が求めているものは椅子です。

 

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「バリスタ」の底力と

「型」だけの日本。

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 イタリアのカフェで朝だと普通に10人位は並んでいて、20歳くらいの女子が色々な注文を捌きながらエスプレッソ系ドリングを一人で次々に作ってゆきます。普通の光景かもしれません。

日本と何処が違うのでしょうか?

イタリアに行かれた方はよく観察すればスグにわかります。

イタリアではタンピングは重視してません。

イタリアでは、立派なタンパーを殆ど誰も使ってません。マシンやグラインダーの付属品(多くはプラスチック)で少し押すだけです。

これだけで何十秒も違います。

イタリア人でも身長さは大きくありますから、肘の角度云々はありません。

押す圧力も無意味な程のあっと言う間の「タンピング」です。

 ミラノの駅内だけでもエスプレッソを提供している店は10軒はありますから観察するとスグわかります。

現実を確かめて下さい。

日本は「エスプレッソ道」みたいなものを作ろうとしています。

困った事に、その道はいつも有料道路なのです。

技術は教えなくて、会費と資格免状代です。

まあ、商売だからそれも有りでしょう。

 

しかし、誰かが不利益になることはいけません。

注文のほとんどがエスプレッソの国と

殆どエスプレッソが通らない日本国とでは、根本的な何かが違います。

違っていてもOKです。

日本には、日本の飲み方はあるでしょう。もちろんです。

でも【嘘】はいけません。

イタリアの現実を教えて、その上に日本流があれば良いと思います。

コーヒーはもっと自由です。

コーヒー焙煎も同じです。別に6秒で1度上げなくても良いです。これはただ単に計算がしやすいからだけです。

味なんて変わりません。

「変わる」と言いたい人は多くいます。ところがそう言ってる人が、別の場面では(例えば、投入温度)要素を変化させて知らんふりなのです。(爆) 

日本のコーヒー焙煎とは、その程の低いものなのです。

その場、その場で難しい事を言っていても、トータルすると全く出鱈目なことが実に多いです。

イタリアでは必ずしなければならないのが、グラインダーの洗浄です。エスプレッソマシンの洗浄は勿論ですが、

色々なことを私達は聞いております。

多くのエスプレッソマシンの工場にも行っております。

驚きの洗浄も教えてもらいました。

日本で流布されているバリスタ道は、日本人好みかもしれません。免状という視点からすればです。

でも根本的に大きく違います。

それは文化だからです。良いも悪いもないにしろ

私は、エスプレッソ文化のある国(イタリア)のエスプレッソを基本にしたいだけです。

 

スターバックスはイタリアではなく、アメリカ風です。

日本のスターバックスは日本風です。

ビジネスとしては正解なのでしょう。

同じ時期に入ってきた、本格的なイタリアのバールは中々、日本に定着してません。

機微ですね。

 

詰まるところファッション性でしょうか?

 

 

 


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