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「自家焙煎」に切り替える喫茶店が陥りやすいワナ

2021-01-24 | ◆正法焙煎眼蔵
■ 喫茶店さんが、このままジリ貧ではダメだという思いで、補助金の手伝いもあり「自家焙煎」に切り替える、切り替えたいという相談はとても多い。

何よりも「コーヒー」の質の向上と、コーヒーメニューの増加、或いは仕入の改善と、まあ理由は色々ある。


■ 喫茶店は参入がとてもしやすい業種である。誰でも出来る。
その参入にあたり専門業者(コーヒーメーカー)に諸々お世話になる人も多い。看板から、ミル、各種什器、メニュー製作から、経営相談、情報まで多岐に渡る。それが業者(卸)の営業である。

こういう人は「自家焙煎」に変えない方が良い。
自家焙煎とは「自分で生豆を厳選し、自分で焙煎する」ことである。

今までのその業者さんから(生豆)を買うのなら自家焙煎する意味はない。

ここが判っていないと意味がない。

■ 「自家焙煎」に切り替えることは、仕入れ業者さんとは「縁を切る」ことになる。その覚悟はあるのか?
「自家焙煎」とは何か?根本から考えた方が良い
都合の良い解釈は自由だが、最初からお世話になってるような他力本願な人は基本的に向かないし、多くはその能力もない。

什器やミルやその他諸々が無償提供される事を選択した人には「自家焙煎」は、とてもじゃないが向いてないと私は思う。


■ 商売の基本の「立ち位置」から違う。
「自家焙煎」ではセットアップはすべて自分自身である。自分でブレンドも考えなければならないし、焙煎する時間も必要になる。
私の知ってるカフェの多くは、休日に焙煎をしていることが多い。
自家焙煎にすれば負担は増えるだけである。

今まで、それでやって来た、それ自体が私は信じられない。


■ 思うのですが、これは向上心の問題です。今までの、その不味い珈琲で何年も満足しているのが不思議です。
世の中の流れで、自分もやってみたくならないのが不思議です。
珈琲を知るためには、生豆から関係しない(仕入れ)と判りません。

30年喫茶店しようと判らないが、自家焙煎すれば「3日」で判ります。
30年やってるから専門家だとは絶対に言えません。素人と同じレベル、或いはそれ以下。


■ そういう「世界」です。しかし、考えない人達も現実には多い、雑誌の記事みてHARIO V60使っていますね。理論はないのです。同調圧力というよりも「不安」でしょうか?
真実や本物は意外に別の場所にあることが多い。

「ペーパードリップ」はペーパーがなのです。
世の中は馬鹿が一杯いて、「フレンチプレス」の方が美味しいと言う、笑。
お湯入れただけで砂時計と共に運ばれて、自分で押し下げて飲むのなら、手間や技術などは一切ない。これで金払う価値はあるのか?
これは、ウェイトレスの人件費が全く要らないだけです。

「ドリップ」の話、をYoutubeで見るが良い。誰一人「紙」の話をしていないではないか?

「紙が」なにに・・・ V60かい?

市販のネル生地を買って来て、ネル・ドリップ講座は私はしていない。
ネルは特注である。

同じことです。V60が・・・笑わせてくれます。紙は何なの?
製紙会社は?何工場? 

判ってやっているの?


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