Emmerich am Rhein
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プロバット本社 日本人受講 第一号です。(代理店さん自身の講習以外です。)
【PROBAT】の焙煎機を購入予定の方は是非是非、参加してください。但し有料です。
特に、それまで「ダンパー」を操作するようなデタラメを信じてた人には絶対に勧めです。
それでなくては、PROBATを買う意味がありません。
PROBATに「ダンパー」装着するマヌケになってしまいます。
さて、今回はアイルランド、ルーマニア、ポーランド、日本人の私の4人で一緒に受講です。内容は英語です。ドイツ語も日程により選択可能です。
博物館、工場見学(撮影禁止)が講座前日に行われます。都合4日間です。私は都合3日で終わります。何故か皆そうでした。(笑)
4日は疲れます。
他の3人は既にPROBATの購入者でもあります。12キロ機。
下記は、2つのチームに分けて各種煎り分けで、味の変化を比べます。いつも言ってるようにに、色で味を比べるなんてのは幼稚園児です。それじゃ焙煎は分かりません。
■根本的には、考え方も含めて日本で私の講座で皆さんにお伝えしてるものと全く同じです。生豆の考え方も、サードウェーブに対しても同じ考え方。
ハードウェアはPROBATが既にインバーター制御を上級機種で装備している点やその他で優ってますが、
焙煎方法は、私の講座と殆ど同じです。当たり前です。(笑)
とても一日で終わらせるのは無理な点を、私は日本で最短距離でやってると思います。
制御システムはPROBATの最新鋭機は優れてますが、私はFUJI-ROYALでも同じことが多分出来ます。
但し、追いつけない構造上の問題もあります。PROBATが一日の長があります。
日本のミスリードされた【排気ダンパー】を操作する焙煎などは、50年以上前の一時の焙煎機の理論に過ぎません。ここの焙煎機博物館には何十台のマシンが有りまので焙煎機の歴史そのものが分かります。
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今、現在もqualityをそれ程追求しない大型商業焙煎機も製造されています。(マイクロ-ロースターが使うのはSHOP ROASTERと呼ばれます。)
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さて、目からウロコなことを少し。
①プロバットは分厚い鋳鉄(CAST IRON)のドラムではなく、普通の薄い鉄板です
②プロバットであれ【サンプルロースター機】は商業焙煎はとても無理なことも学びました。
これも私が今まで1台もフジローヤルの(煎太郎)サンプルロースターを誰にも売ってないのと同じです。
ここPROBAT本社での講習では録画もカメラも自由なのも同じ。質問も自由。もちろん、講師陣は【経験が必要】とか【これは職人芸】とか一切言いません。
基本的にそんなモノは、コーヒー焙煎には存在しないのです。
大事なのは、何なのか?をここ(エメリッヒ)で教えています。
今回は焙煎の実務者としての立場から代理店さん以上に、焙煎に関しては突っ込んだやり取りをしました。だからカタログでは語れない部分です。
ハッキリしたことは、日本の【ダンパー】を操作する焙煎をする限りコーヒー焙煎は永遠に判らないでしょう。
実は、ここでは書けないことは沢山あります。(笑)
PROBATINO と PROBATONE は違うマシン。
プロバットでもサンプルロースターは論外だとハッキリと否定されます。
今年で丁度創業150年のPROBAT社の歴史の中でで進歩続けてる考え方と、焙煎の歴史がない日本の焙煎のミスリードされてブラックボックス化された【ダンパー操作】は完全に、初心者を騙し、焙煎をただ難しくしているだけなのです。
【排気ダンパー】を操作する限り安定は得られません。論外です。
何度も書いてるように、焙煎に関する考え方は、これが当然の【常識】です。
日本だけの独自の考え方なんて到底受け入れ難いオカルトなのです。(笑)
しかも誰一人、その理論を明確に言った人はいないのです。
今でも阿呆な【ニュートラル】【蒸らす】なんて言ってる人から絶対に
コーヒー焙煎は習わないことです。
授業内容です。このソフトウェアはとても満足出来ます。いくらか自動化されてもパラメーターが違えば、同じ焙煎が出来ない事が良~~~く理解できます。
パラメーターが同じ条件なら、焙煎機が安定する性能が基本として考えれば、オートマチック化する為よりか、焙煎を大変詳細に検討することが可能です。
パラメーターが理解できないと焙煎は無理です。
日本の「ダンパー操作」なんてのは、従来とおりの私の意見です。アホです。
余程の低脳でしか、そんな事で「コーヒーが変化する」なんて思いすらしません。
勿論、「ダンパー」を弄らないから下記の写真の色で分けましょう。という課題も可能なのです。
これから、焙煎を始める人も、或いは近いプロバットに買い替えるも、是非
エメリッヒに来て確かめて下さい。
ドイツ人の思考の150年の焙煎機の歴史が有ります、講座内容はSCAEに準じてます。
「ダンパー」で味が変わる訳がないのです。それは全くコーヒー焙煎をするプロフェッショナルな思考とは全く違うものです。
この小さな機械(色)9000ユーロします。色だけで煎りわけても味は変化して当てにはならないことも実際に理解出来ます。
色で煎り分けるなんて、入門者レベルなのです。アメリカ向けです。
PROBATの12キロ機で1キロを焙煎することも可能です。但し、パラメーターは大きく変わります。
これも私達がFUJI5キロで、600gから焙煎するのと同じです。
当り前ですが、この辺りも殆ど同じでした。
「ダンパー」を操作する焙煎など「クソだ」と再確認出来た旅でした。