◆ご存知の通り、 コーヒー豆は世界中から運ばれて来ます。その国により等級の呼び名や仕分けが違います。
一般的に【高地産】のものは高級です。寒暖の差が大きいから豆が硬い、だからハゼる音が大きくカン高い。この大きく、高いというのは、比較ですから、記憶やセンスや音感などの要素で個人的な能力でもありますが、まあ小学生程度の知識で間に合います。雑念が無い分、彼らに聞いてもらってもハッキリ答えることが出来ると思います。
◆山は頂上に行くほど、当然ながら、耕地面積も少なく、収穫条件も厳しくなります。基本的に機械化出来ないなどもあり手摘みになり高価です。
ところが、同じ山岳地帯でももっと下の地域でも栽培されてます。
私が買ってるのが2000mとすると、当然それ以下でも栽培されちるし、山によって東西南北の斜面でも等級(価格)があるそうな。
「あるそうな」とは行ったことがないからです。
妻は音大出なので耳は「良い」が、私は音楽の成績を義務教育期間ずっと「2」で通した音痴、その私でも、この標高差の音の違いは理解出来ます。
単発じゃ誰も変わりません。比較の問題です。
同じ国、同じ産地の、同じグレードと表示されている生豆が、違うルートで入ることがあります。それは
A社: 当店のお付き合いしている会社の生豆
B社: 焙煎教室で生徒さんが持って来た生豆
見た目は同じです。(そりゃよく見たら多少の違いはあるでしょうが、単発なら誰も判りません)
しかしながら、同じ条件で煎った時の
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ハゼ音の大きさ、高さ、ハゼ全体のボリュームが
笑える程に違います。
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それは、誰でも判ることなのですが、永遠に判らないの人達がいます。それはB社しか知らない「けなげな人々」です。
◆当店の焙煎教室に皆さんが来て頂く自発的な大きな理由のココです。つまり、何か違う?
と気が付いた人達です。
それが焙煎より大事だと、つまり、素材こそが最大のファクターだと私は思います。
気が付いた人の殆どは、同じB業者だという事実もあります。
これだけで当焙煎教室に来た甲斐が有ったと思います。
私は、この手に話は有りだと思います。世の中そんなものです。
VWでも、そんなものです。日本の投資信託なんて全部詐欺に近いと思ってます。
責任は自分なのです。(残念ですが、これが社会科の授業料という奴です)
騙す、駄まさない。という世界ではありません。それが世の中なのです。
どんな世界でも同じです。
信じて買って、信じ続けて売るのもあるでしょう。(善意の塊のような人です。)
気が付かなければ「幸せ」です。(これは本当ですね)
B業者と取引できてた事を自慢する方もいます。
世の中良いものが売れるとは限りませんしね。
人の善意を悪意にしか取らない人もいます。
お米でさえ、未だに等級偽装が止まりません。近所のホームセンターにはこの時期「コシヒカリ」と印刷された紙袋が堂々と沢山売られてます。普通より50円も高い。(笑)
そんなものです。・・・・ここから、導けるものはありません。各位の自由です。
take care・・・・