■ 1回目の焙煎が終わって温度計は80度をさしてますが、こんな数字を待って焙煎を始める人はいません。
もっと早い段階で、着火してから、そのまま設定温度になった時点で、即、焙煎を開始します。それでOKです。
プロバットで暖気運転は必要ありません。だから高級機です。
この違い、判りますか?
■ さて上の写真です。向かって左下に簡易温度計をつけてますね。蓄熱を知る場所はココしかありません。
その反対側(つまり、向かって右側)に燃焼バーナーがあります。だから、この右と左は当然ながら温度差がありますが、蓄熱を知る為には当然ながら遠い側(左下)で見ます。
温度計の数字は関係ありません。記録する意味も全くないです。
例えば左右に温度計つけて、その差異を観るなんてことは意味がないのです。
それを内部でやれば排気温度計をつける意味になります。つけると差異を考えることになりますが、所詮、温度です。
しかし蓄熱量は見えません。ここです。
■ ホッパーが熱くならないのも、空気層で隔離されているからです。
フジローヤルではここはキチンとしないと焙煎が狂いましたが、プロバットはその点はよく考えられています。重力も応用している箇所も多い。
工業製品は特許の関係で即、真似は出来ません。世界にまだがる場合は調べるだけで相当な費用が必要です。
■ さて、今まで重点的に「PROBAT」についてユーザー視点で述べてきましたが、プロバットは上半身はこのように簡単です。これらは誰でも理解できます。
難しいのは、その下半身です。知る必要がないかも知れません。
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しかしながら、このカバー外さないと見えない下半身を語らないと「プロバット」を語ることにはなりません。実に「あ~~面倒臭いなぁ~~」しかないです。
一つずつ追いかけてゆくことです。
「が」
コンピューターも入っています。
現時点で設定温度になっても「ブザー」一つならないのは、このお陰?
ドイツ車の整備の人なら簡単かもしれません。
蓋を開けたらマグネットスイッチがズラ~~と並んでまして、論理回路と思い
ます。多分、無理ちゅうか?実は問題はここではない。
その反対側なんですけれど、どの線かわからない
馴れか?執念か?
配線図はついてます。理解出来るか?どうか?
私? 多分、無理ですね。
見たら、ビックリするよ!