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難しいのは商売で、焙煎ではない。

2020-01-07 | ◆日記・エッセイ・コラム


売って代金を頂いて完了ですから、売らないとイケマセン。ここは商です。【商】とは書きません。昔の人はよく考えたものですね。

近江の商人は、天秤棒担いで八風街道で桑名に入り東下してゆきます。売れるであろうものを、これを「下る」ものといいます。(京都から江戸に下る物)、
売れそうにないものは「下らないもの」です。
現代に言う。センスが無い物の語源です。

商売は蓋を開けてみないと判らない。だから不安で一杯です。
先日、年末にcafe店舗を閉めた方も、別のイニングでホームランを連発されているようです。 このホームランを打つ為に、前打席の三振は必要だなんて、大きな金額ですから軽々しく書けませんが、「ねばり」というような底力を感じます。(まあ資本力も違いますが)

では、私のような少資本のものは、どうすればいいのでしょうか?
野球で言えば体力(資本もない) 技術のない選手は、まず大振りしないこと。バンドでも4回成功すれば1点ですから、分相応の試合運びです。

1点でも守り抜けば、暮せることもあります。

「負けない」ことが前提です。ですが負ける時が必ずあります。病気・災害・不景気・諸々あります。

【気力】だけで立ってる時もあるかもしれません。

負けない為には、可能性を持ち続けることです。可能性はお金かもしれません。これが試合を続ける参加費です。

究極を言えば、どんな時代であれ、どんな環境であれ、立派にやってる商人はいるのです。何か「下る」ものを売ってるわけです。それを真似ても絶対に儲からない。儲かるのは「下る」ものを作る製造者です。






 

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